【ツブガイ】
Neptunea polycostata Scarlato,1952
●形態・特徴:
日本海、東北太平洋側以北などで主にとれる巻き貝。唾液腺にテトラミンという弱い毒素を持っていることから、これを除去して食べる。古くは比較的地域的な水産物だった。徐々にエゾボラ(マツブ)の味の良さが認められて全国的なものとなり、近年では高価なものとなっている。
古くはミミガイ科のアワビ類、サザエなどをのぞくと、巻き貝はあまり刺身などで食べられるものがなかった。そこにむしろ刺身用として出回ったのがエゾボラ属の巻き貝。コリコリとした食感を楽しむ。
また刺身としてだけではなく焼く、煮るなどでも味がよく。焼きツブなどは北海道の郷土料理となっている。
●分布:海水生。
●生息環境:北海道以北に棲息している。水深10メートル〜1220メートル。