【タイリクスズキ】

Lateolabrax maculatus (McClelland, 1844)

 

●形態・特徴:

日本にスズキ科魚類は3種生息しており、本種のほかにスズキとヒラスズキが知られている。本種は元来日本には生息していない外来種であることに注意したい。この3種は互いによく似ており、その同定は難しい。本種の特徴は、尾柄部が細くて長く、吻は短い。また、背鰭軟条は12~15本である。黒色斑が出現し、特に若魚までの成長段階ではこの斑紋が大きく、側線よりも下にも出現することが特徴的であるが、稀に黒色斑のない個体もいる。


●分布:渤海、黄海。東シナ海と南シナ海の中国大陸沿岸部。朝鮮半島西岸。日本には分布しない外来魚で、スズキの養殖種苗として、日本に大量に持ち込まれ、それが逃げだしている。日本で再生産しているかどうか、いまのところは不明である。


●生息環境:岩礁を中心とした沿岸の浅海域および、河川河口域から下流域までに生息する。大陸由来ということもあってか、スズキよりも淡水の影響が強い場所を好む傾向があるようである。

 

どんなお魚?