この夏、よく作っている梅味噌和え。
写真は、無肥料無農薬、自然農のゴーヤとオクラを、
良質な調味料(玄米味噌、醤油、みりん)、
鰹節、親戚手作りの梅干しで和えたもの。
食材と調味料が良いだけで、この私でも驚くほど簡単に作れ、滋味深く、美味しい。
私は食材の好き嫌いがなく、なんでも美味しく戴ける口。
それでも最近、外食が実に残念な味であることが多くて困っている。
調理技術以前に、栄養価の低い安価な食材や(冷凍食品含む)
加工食品、化学調味料に頼って作られる食事が、言っちゃ悪いが不味すぎる。
調理場があっても、実際には目の前で作られてないのだから、当たり前か。
マク○ナルドが、実際にはハンバーガーを”作って”はいないのと同じように。
では、ちゃんと作ってくれる料理屋さんを、となると、
必然的に価格帯を上げる、加えて、十分なリサーチが要る。
工場生産の加工食品を出すだけのチェーン店の味と比べれば、
ある意味、確かに私は舌が肥えてしまっているのかもしれない。
でも、これをグルメとか美食家と呼ぶのは、ちょっと違うし、悲しい。
贅沢ではなく、まさに、食べるために、生きるために、
ライフラインとして必要なお金が、世の中多すぎる。
だとしても、買、不買は、日常における投票行為だから
どんなに安かろうがどんなに簡単だろうが
私の基準で、これは違う、と思うものに、お金は落としたくない。
とすれば、
自分の生きたい人生を生きるためこそ、自分で稼ごう!と腹に力を入れる次第。
今日食べる分を、今日作ればいいんだ。
納得のいくヨーグルト、メープルシロップ、レモンを混ぜて凍らせた。
もし固まりすぎたら、ちょっと溶かしてほぐせばいいんだ。添加物なんて要らない。
風吹くベランダに、椅子を出して食べる。
料理屋さんのみならず、
美味しい食事を出してくれる場所が、どんなにありがたいか、感謝の日々。