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写真のわずか数百メートル先に東電の本社がある位置。


今日は銀座でオーディションで
その後、友達とご飯をしていました。

その子は高校時代の後輩で、
心の底から信頼できる素晴らしい友だちの一人です。

彼女は先月、ルワンダに二週間ほど行っていました。
彼女は飢餓で苦しむ人々を一人でも多く救うためのNPO法人に所属しています。

ルワンダの涙
という映画でうかがい知る事ができるように、
ルワンダではここ数十年の間で民族の違いを理由に起きたクーデターや虐殺により
今も人々の心が通わず、
また、加害者も被害者もどちらも傷ついたままだそうです。

それを少しずつでも解きほぐすのは、
愛でしかないこと
そして、その愛とは、赦しであることを語ってくれました。


震災のあと行われた知事選で
東京を含めて多くの地域で、現職、原発推進派が選ばれました。

どうして?
みんな、言ってることとやってることが全然違うじゃん!!
って思いました。

こんなに大変な事態が起きてなお
市民は変わらないという事実に直面したあの知事選の日から、
私は諦めと言ってもいい絶望的で逃避的な感情の中にいました。

怒りと悲しみの次にくるのは
絶望感ですから。


でも今日彼女は、
変わらなかった事のショックを一通り話したあとは、
ねぇ、どうやったら変われると思う?と言い続けていました。


そうかぁ。


ルワンダでもそう
日本でもそう

あなたのこと嫌いよ!って感情は
変化を妨げる。

赦しかぁ。
赦し…かあ。


日本は変われると思う?
そのために私にはなにができるだろう…

答えはイエスノーではたぶんなく、
どうやって、という方法論が必要なんだろうね。