しばらくのブログ休止を経て
いろいろなことを考え 行動してみて
遅ればせながら ようやく 腹が据わりました。

震度5強の東京にいた私で 
腹を据えるまでに一週間かかりました。

被災地の方々はいかほどか。。。
いまだ半分夢を見ているようだとおっしゃる方も きっと多いことでしょう。


阪神大震災を経験された方がおっしゃっていたのを聞きました。
「頑張って、とは言わない。
ただ太陽が昇る限り、いつか明日は来るから。」

精神面の強さには 人それぞれ 個人差があります。
地震が起こる前までに 
すでに抱えていた恐怖心や不安の量にもよります。

倒壊した家屋を直すのは 物流や人の腕の力。
でも壊れた心を治すのは 圧倒的に時間の力。
幾度と太陽が沈んで昇る その長い時間をかけて
ゆっくりゆっくり やって行こう。

私も 決して強い者ではありません。
自分でも扱いきれないほど多くの 感情の起伏が押し寄せてくることもしばしば。
でも、必ずそれと向きあい、消化し、昇華していこうと思っています。
それが自分の生きる課題の一つなのです。



これがなければ自分を保てない
この薬がなければ、、、
この食べ物がなければ、、、
この乗り物がなければ、、、
というその”何か”が限りなく少ない人間に
私は なろう。

それはつまり 
病やアレルギーという肉体レベルだけではなく、
便利な物やシステムに依存しきりで、
身動きが取れなくなるほど肥満化した人間から脱することです。

そして、
この期に及んで私!私!と
自分にしか注力できない幼児から脱することです。

贅沢や立場や体裁を失いたくないと
思えば思うほど動きが鈍くなる。
そういう人間ほど 政府や人への悪口で時間をつぶし、
むやみに人へ、物や情報や行動を勧めたりするものです。

ホノルルマラソンを走った時に思いました。
42キロ先のゴールへ着くためには、
自分の足を前へ進める以外に何もない。
淡々と歩を進める以外、ないのです。



アメリカニューヨークの9.11を経験した友人の口癖。
「大丈夫。何とかなる。」

そして最後に 
断捨離やましたひでこさんのブログから。
「誰も責められることなく」