友達のブログで紹介されていたのをみて
図書館で借り、一日で読み切った本。


山口百恵 『蒼い時』(1980)

田村 笑美 official blog Powered by Ameba-110226

三浦友和氏との結婚を機に芸能界引退を決意した、そのとき若干21歳。

「女にとっての自立を私は、こう考える。
生きている中で、何が大切なのかをよく知っている女性。」


彼女の中で 何が大切だと言いたかったのだろう。


山口百恵の美は、秘する故だと思う。

人々が抱いた想像上の神秘美。

彼女の言葉を借りれば”口が足りない”ことによって、作られた世界。




この本、一読の価値ありです。
とても面白いです。


というのも、この本を読むと、ムズムズとした気持ちになるんだけど
それが何なのかを考えるのが面白い。



どのくらい前までかな
5年前?10年前かな
”嫁ぐ”という言葉に 私も憧れの感覚を持っていただろうと思う。

彼女の歌の「ひと夏の経験」のように
誰でも一度だけ経験する、大きな門をくぐる、儀式のような。


ここまで考えて、そうだと気づく。

そう、この感覚は、少女的。



結婚するとき
彼の元へ嫁ぎます、と

あなたは、私は、言うだろうか。






■けーこむ■
けーこむは何に振れる?
結婚すること、結婚をしていることって、どう?