好きなもの列伝 とてつもなく、感覚的に好みです。 幾重もの紙の重なり。 一線を軸に放射線状に広げて、 外枠に曲線を持たせ、 赤く色付け、 りんごに見せる。 そして木目をそのままに樹から取り出した、スツールに乗せる。 メジャーで枠取りされた、『春の予感』。 このお題とこの色味の“一致感”が、本物です。 銀座松屋。 駅地下の小さな展示スペースにて。