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スウェーデンボルグの著書が書かれたのは昔の時代ですから
文語調で訳されていて
わかりにくいものも多いのですが
こちらは抄訳となっており
読みやすいのでお勧めです。
さらにわかりやすいのは
こちらの漫画で書かれたものです。
初心者向けですから
あっと言う間に読めますし
なかなか面白いです。
スウェーデンボルグは霊界の他に
地獄も見て来ていますが
地獄はこの世で罪を犯した人が
落とされる所ではなく
その人自身の持つ
バイブレーションが合った所へ
自ら赴いた結果
地獄のような場所が出来ていると
述べています。
霊界も様々な階層がありますが
その人の生来のバイブレーションで
行き先が決まります。
霊界では自分の本性を
隠し立てはできませんし
バイブレーションが
合わない所へ行っても
苦痛なだけですので
自然と自分の合う場所に
落ち着くようです。
米国の医学博士が30年にわたって
実際に行った精神病治療のプロセスを通し
スピリチュアリズムによる病気治療と
ヒーリングの効果を科学的に実証して行った
貴重かつ稀有な真実の記録です。
翻訳者の近藤千雄さんは
「スピリチュアル史上、これほどまでに学術的な記録を私は知らない。 その価値と重要性はこれからも永久に失われることはないだろう。」と述べています。
著者のウィックランド博士(1861年〜1945年)は米国の精神科医です。
異常行動で医学の手に負えなくなった患者を
自らの妻を霊媒とした
スピリットとの交信という形で
治療しました。
その三十余年にわたる
膨大な実証の記録です。
実話ですので臨場感がありますし
読み応えがある厚い本です。
中古本でもプレミアがついて
ややお高くなっているようです。
この本を読むと
霊的な知識がないままで
亡くなった場合
とても困った状態になることが
よくわかります。
死後の世界があることを
信じていなかった人
スピリチュアルなことについて
一度も意識を向けたことのない人は
亡くなった後も
自分が死んでしまったことを知らず
彷徨うことがあるようです。
もちろん
すぐに霊界に上がる人もいます。
その人の持つバイブレーションや
守護している存在によっても
変わります。
肉体を失ったことや
亡くなったことが分からない場合
霊的な感受性の高い人や
一時的なショックや混乱で
霊的な免疫力の弱っている人に
憑依することもあります。
憑依された人が
大変な混乱状態に陥り
精神錯乱を起こした状態を
霊的な視点から治療する医師は
ほとんどいないでしょう。
江原啓之さんは
統合失調症の多くは憑依現象だと
言っておられます。
ヒプノセラピーをしている私も
亡くなっていることを理解していないスピリット(意識体)や
憑依してしまったスピリットを
説得する場合がありますので
ウィックランド博士の治療や
スピリットに対する説得は
本当に興味深く
勉強になりました。
とは言え、私は除霊や浄霊などを
できる能力はありませんし
それらを目的としたセッションは
行っておりませんので
くれぐれも、その類の依頼はなさらないでくださいね。
よろしくお願いいたします。
色々な本をご紹介しているうちに長くなりましたので
また次回に続きます。