皆さまこんにちは
今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
先日 東京のHPS心理センターに若い男性がヒプノセラピーにいらして下さいました。
個人的なお悩みもあったのですが「スピリチュアルなことも話したい」とのことだったので、少しお話しさせて頂きました。
ヒプノセラピーは、催眠療法の説明や前後のカウンセリングも含め3時間ほどかかります。
ですから普段は、雑談などをする時間はあまり取れないのですが、スピリチュアルなことに対する彼の興味の中に、真摯なものを感じました。
「私の個人的な見解でよければ」とお断りして、
彼から繰り出される矢継ぎ早の質問に答えて行きました。
以下は、若者とのやりとりの一部です。
「運が良い悪いとは?」
あくまで私の考えですが、物事に偶然はないと思っています。
人生の脚本のおおよそは、予め生まれる前に自分自身やガイドさん、グループソウルの仲間達と話し合って決めて来ます。
過去世で果たせなかった課題(カルマ)や自分の魂を成長させるためのハードルを、適切と思われる時期に配置しておきます。
また、人生の中で出会う人達とのタイミングも重要ですね。
大まかに決めておいて、実際の人生の中で修正する人や、詳細に計画を立てる人など、その人によって違うようです。
「障がいを持って生まれるひとは?」
生まれる前に「今回は障がいを持った人生をやってみよう」と決めてきた勇気ある魂は、大体が霊性が高いと、私は考えています。
小学生の課題より、高校生、大学生の課題の方が難しいのは当たり前ですよね。
既に色々なことを経験した古い魂や
自分が障がいを持った人生を生きることにより、周囲の人達に気づきを与えることを選択した魂達
ではないかと思っています。
「輪廻転生を繰り返して、最後はどうなる?」
これは様々な考え方があると思います。
私が目指しているのは、輪廻転生を終わらせて、地球生命系から卒業することです。
もっと言えば、今いる地球を第3密度の世界とすれば、そこからアセンション(次元上昇)することです。
アセンションした後は、第4密度にある地球に行ってもいいし、他の非物質の星に生まれ変わってもいいと思っています。
この密度という概念は、宇宙存在のバシャールやラーが使用しています。
(『ラー文書』ナチュラルスピリット刊)
アセンションという言葉が盛んに使われたのは、
「2012年12月○日にアセンションが起こる」
という話がスピリチュアル好きな人々の間で言われていた頃でしょうか。
その時期に、特に大きな変化が起こったわけでもなかったので、このアセンションという言葉を聞く機会も少なくなりました。
坂本政道さんは『アセンションの鍵スーパーラブ』(ハート出版刊)という著書の中で、アセンションの誤解について書いています。
坂本さんの説明はわかりやすいので、すこし引用させて頂きます。
アセンション後の地球は、一夜にしてすべてが変わってしまうのではなく、数十年かけて徐々に変わっていきます。
また、アセンションしたからといって直ぐに聖人君子のようになるわけではないそうです。
その過程でまずおこるのは
「自分のネガティブな感情や行為が、100%受け入れられるようになる」ということです。
まず、頭で考えて自分で自分のネガティブな感情や行いを受け入れます。
次に
「大いなるすべて」によって自分のネガティブな感情や行為が、すべて100%受け入れられるという段階になります。
つまり、あるがままの自分がそのまま受け入れてもらえるのです。
「ありのままの姿みせるのよ♪
ありのままの自分になるの~♪」
という歌が今年大流行しましたが、これも偶然ではないのかも知れませんね。
「大いなるすべて」が自分のネガティブな面を含めたすべてを受け入れてくれていることがわかると、
自分が頑張って受け入れようとする必要はないので、自由で肩の力が抜けた本来の自分になります。
ネガティブな感情を持たなくなったり、ネガティブな事をしなくなる、というわけではありません。
ネガティブな感情を持ち、ネガティブな行いをするのですが、それが「大いなるすべて」により、100%受け入れられているのです。
こうして自分のネガティブな面がすべて受け入れられると、
ネガティブな自分とポジティブな自分が統合されていきます。
こういった状態になるには、「大いなるすべて」とのつながりを強くしていくこと、
また第3密度的な信念を徐々になくしていくことが必要になります。
このような段階を経て、はれて第4密度の世界へと進むことができるのです。
第4密度の世界は、ネガティブな信念から自由になった、慈愛に満ちた世界です。
このあたりは、また日を改めて記事にしたいと思います。
若者からの最後の質問
「ずっとアセンションしていって、最後はどうなる?」
様々な体験をもう充分積んだと感じたら、最後は「大いなるすべて」の元に帰って一緒になるのだと思います。
「みんなそこから分かれてきたのだから。」
そう答えました。
若者はそれ以上質問することはなく、静かに催眠療法に入って、前世未来世を体験し、ハイヤーセルフと会話しました。
そして最後に「今日来て本当に良かった。」
そう言って、とびきりの笑顔を見せて
帰って行きました。
こちらこそありがとう。
君と話ができて楽しかったよ。