前世に立てた誓いが、今生の生活に影響を及ぼすことがあります。
例えば、前世が修道女(シスター)や修道士(ブラザー)だった場合、
誓いを立てることは普通に行われていました。
苦行や自己犠牲、清貧、禁欲、服従、沈黙、などの誓いが多かったようです。
「正当な理由があるのにもかかわらず、お金をもらうことに罪悪感がある」
「異性に何となく縁がない」
「自分から苦労する道を選んでしまう」
などということが、いま生きている中でないでしょうか
これらの例に当てはまるからと言って、その全てが前世の誓いのせいだというわけではありません。
もちろん他に原因がある場合もあるでしょう。
ただ、前世に立てた誓いは自らが意図的に破棄しない限り、その影響は何らかの形で残るようです。
エンジェルに関する著書やカードなどを数多く出されている
ドリーン・バーチューさんは、それら前世の誓いを断ち切る必要性を、自らの本の中で述べています。
ドリーンによると、前世の痕跡を癒す能力のある
大天使ラジエルを呼んで助けてもらうことができるそうです。
もしお心当たりのある方は、自分自身のため
そして他の全ての存在のために
次のようなアファメーションを行うと良いでしょう。
「大天使ラジエルあなたの助けが必要です。
私は今、苦しみ、自己犠牲、天罰 に関して
私自身が前世に立てたかもしれない全ての誓いを
時間の流れの方向性に関係なく断ち切ります。
誓いの内容にまつわる全ての負の効果を
今から永遠に破棄します。」
他の誓い(清貧、禁欲など)に対しても
同じ文章で、アファメーションを行うことができます。
(ドリーン・バーチュー著
『エンジェルセラピー ハンドブック』参照)
もしかしたら、そうかもしれないけれど確信がない方や、何となくそんな気がする…
という方がアファメーションを行っても全く問題はありません。
本当は違っていたら害になるということもありません。
天使は善意のかたまりです。
安心してアファメーションなさって下さい。
ドリーン・バーチューさんは他にも瞑想CDブックの中で、前世の誓いを断ち切る方法などを紹介しています。
また自分自身の瞑想の中で大天使ラジエルを呼び出して、自分の言葉でお願いしても良いと思います。
なかなか自分では難しいという人は、催眠療法の中でもカッティングを行うことができます。
様々な方法がありますので、ご自分に合ったやり方を試してみて下さい。