最近隣のクラスのちょっと変わった奴が気になる。
みんなの前では猫を被っているが、実は相当な腹黒。
私はそれをよくしっている。
よくメールをしていててもブラックなことを時たま喋る。
でも、すごい優しくて、私のことをわかっててくれて、 何でかかまってくれて気になりつつある
この前私が友達と話してたら筆箱でコンと頭を叩かれた…

「…ん?!なっなに」
「前に居たから」
「あっあんさ!部活の妍(けい)君ってどんな子なの?」
「あーそれはナイショー」

ニコニコ笑いながら行ってしまういつもそう。でも話せてるからいーやって思ってたのに最近は…

「ハグー♥︎」
「おーどーしたどーした」

笑いながら友達をハグして話しをしていたら
あいつと目があった、そのとたん

「シネ」
「…は?」

シネって…死ねってこと?なんなのいきなり意味がわからない。次の日も

「シネ」
「……???」

怒りもこみ上げてくるが何でそんなことを言われなきゃいけないのかわからなくなってしまいなにもできなかった。
ただ無視するだけ。
そんな状態が何日も続いた。私は我慢できなくて思い切ってLINEで聞いてみることにした。なんで死ねって言うのか、最近冷たいのか、すると

『別に死んで欲しくないし、冷たくしてる気はない。』

今までならもうそれ以上なにも思わなかったし、 あっそーなんだ
で終わったのに… 。なのに…

『あんたの考えてることがわからない』
君をもっと知りたいと思った。
『なら分かって、分かってほしい』
『わかったよ、わかる努力をする』

それから何ヶ月もたって仲も良くなってあいつがどんな奴かもわかり始めたある日

『明日の放課後部活終わりに校舎裏に来て。』

1通のメール

「…は?」

思わず声が漏れた。それは震えていた
なんで、どういうこと。
浮かれてはいけない。浮かれたらあとあと苦しい、そう、思ってるのに…苦しいことなんて分かってるのに…

「付き合える…?」

息を吐くのと同じぐらい自然に声が漏れてしまった。浮かれちゃダメ浮かれちゃダメ…何回自分に言い聞かせても、思いは止まらなかった

次の日

一日中ドキドキして、廊下に出てはあいつの顔色を伺ってみたり、ちょっとなんか言い訳作って隣のクラスに行ってみたり…でもあいつは普通で、やっぱり自分だけ浮かれてんのか胸が苦しくなった。別に期待なんかしてない。しちゃいけない…
6限目の授業はなにも頭にはいらなかった

部活も終わり、外も暗くなる時間

「緊張してきた…」

約束の場所へと歩きながらつぶやいた

「緊張なんか…しないんだから」

約束の場所…到着
あいつ発見。見ただけでにやけてしまう。なんでそんなにかっこいいの、困るよ

「話って…なんですか?」

君の目の前に立つ

「あのさ、ずっと前からってわけじゃ無いんだけど…好きです」

私の世界は一瞬止まった。信じられなかった

「え……私も…好きです」

精一杯言った言葉

「じゃあ付き合ってください」

ニカッと笑いながら告白してくれた君

「はい…!」

一雫の涙が私の目から零れ落ちた…。

それからの毎日はとても楽しくって、だけど同じくらいに辛いこともあった。
なんだかまだ実感がない。
何度も思ったけど…

記念日2ヶ月目。

私達は別れた……
あんなに幸せだったのに。心が痛くて張り裂けそうで精神状態が不安定になった
別れを切り出したのはあいつ

「これからよろしくって言えない」

そう。記念日に振られた…想いが通じ合った日と同じ日に想いは途切れた。
片方が好きじゃないから付き合ってても意味がない
別れ際私の最後のあいつへの言葉

「ありがとう。幸せだったよ」

別れてしまった…別れたくなかった



夜になると思い出す。色んなことを…
君が抱きしめてくれた日、告白してくれた日、手を繋いで帰った日、デートした日、家に来てくれた日どれも幸せ過ぎただけ…思い出すだけで涙が止まらない

もう少し早く修復したかったな…
言い忘れたけど

「まだ君が好きだよ…」

別れ際の最後の私の強がりは君に届いたのかな。


___END___








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りなサイド

かい達と少し歩き近くのゲーセンに行った。中に入るなり私達の周りには人だかりができた。
それもそのはず、かい達は音ゲーではフルコンだし、UFOキャッチャーでは欲しいもの全部落とすし…うん、神だろ。
「ねぇーかいーうちあれ欲しいw
私が指差す先にはパステルカラーの可愛いクマのぬいぐるみ、しかも結構大きい
『いやーここはかい君良いとこ見せないとねー?w』
後ろではニヤニヤ笑いながらかいの仲間がいってくる。私もそれにノッて
「良いとこ見せてくれますよねーせんぱーい?w」
調子乗りすぎたなこれ。なんて思いつつもやっぱ楽しくて小悪魔発言が止まらない…しょうがないじゃん楽しいんだもん
「ったくお前ら…もうわーった!こうなったら一回でとってやるよ!!!」
かいは頭をかきながらいった。そのせいで髪はボサボサ。
そしてかいは一回で
     ガコッ
『あっ…マジでやりやがったこいつ』
「え、すげぇー…」
ぬいぐるみをとってみせた。
驚く仲間には目もくれず私のところにきてぬいぐるみを差し出し
「ほらな?有言実行ってやつ?良いとこ見せたっしょ俺w
かいは調子に乗ってニヤニヤしながら笑っていた。
「え、いや今のはガチでやばい。さすがですわ先輩!!」
私は心の底からすごいと思った。
そして、少しカッコイイじゃん…なんて感心していた。初めて喋って初めて遊んだのにすごく仲良い友達みたいなんか嬉しいなとかも思ってたりしてる自分が居る。
『ねーねーりなちゃーんプリ撮らねー?記念でさ♡』
「あっいいね!撮りたい!」
「えー俺パスしてもいいかー?」
「は?無理無理かいも一緒だから」
と、結構マジボイスで言ったらかいが一瞬驚いた後、優しい声で
「ったく本当りなちゃんには叶いませんwわかりましたよお嬢様?
ニヤッとしながら言ってきた
私はそんなことはおかまになしに、
「そーと決まればプリ撮ろう!!!」
真っ先に走っていった。
+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.+.:゚
かいサイド

はぁーマジ俺プリとか苦手なんだよなー…つかなんなのあいつ…ぬいぐるみとってあげたときのあの笑顔…忘れらんねーじゃん

と思いつめてる俺をよそにあいつはプリの中に入り
「かいも早くー!撮るって言ったっしょ?」
「あーはいはい、今行くから」
これじゃカレカノみてーだろ。
プリの並びはりなが真ん中でそれを囲むように俺たち…なぜかりなの隣は俺だったけどな。
「先輩達面白い…ぷぷぷ」
りながプリを握りしめながら笑っていた
正直笑われてもおかしくないな…うん
『りなちゃん先輩相手にようしゃないねーww流石2年のトップw』
「えーなにそれーうちトップじゃないよー?w」
『え、まじで?あの事件でりなちゃんがトップなのかと…』
きた、その話。

りなの学年はとにかく荒れててやばい、あの事件とは授業中上がうるさいなって思ってて窓みてたら上から机や椅子が落下…そのあと授業中のはずの2年が校庭に出てきて大声で『子供だからって甘くみてるとこーなんだよ!』とか『つまんない授業するのがわりーよ!』とか悪口ばっかが聞こえた、まぁ俺達は窓のとこまでいってそれ見てたんだけど。 真ん中に居る派手な女子達がなんか他の子たち黙らし始めてその派手な女子の中から女の子が出てきてそれがりなでシーンとしたなかりなが1人で
「あんた達まだ分かんないの?うちらはまだ子供でなんも分かんなくて間違ってばっかだけどさ…だけどさ!こんな奴らに何やらせてもダメとかさ!ガキとかクズとか神様の忘れ物とかさ、人間として最低とかさ!…マジでなんなの?なにその侮辱?意味分からないんですけど?あんた達の方が人間として最低だわ!っざけんなよお前らが消えろよ!!!文句案なら来てみろよ!!!説教してやるわ!!!」
と言ったのだ。そのあと先生達全員が校庭に行ってりなの説教くらって先生ないちゃって、りなは最後先生達に頭下げさせたって話なんだけど…
そこでりなが2年のトップなんじゃないかって3年と1年の間で話題になってたりしてた。

「あーあれやっぱ見られてたか…」
『結構派手だったしねーw』
「じゃーしゃーない…秘密なんだけど本当はトップなんだ。でも目立ったことしたりしちゃダメなんだよねーだから表向きは男子の中にトップが居るんだけど裏ではうちがトップらしいよw」
やっとわかった…俺が思ったなにか背負ってる感じがするとは…これだ
トップだからりなは自分より皆が1番になってる。だからなにか思いつめてる感じがしたんだ。
『へーなんかおもしれーなw』
「そーお?」
苦笑するりな…おいおい気付けよりなが無理してんの
「なー今日はそろそろ帰ろーぜ?あってかりな送ってくよ。」
キョトンとするりな。だろーなはい、
まぁいいや
俺はりなの手をとって
「んじゃ先に帰りまーす」
「えっ?!ちょっ!!」

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「なーしってっかーりな?
「何をー?」
「この海見るとなーみーんな会いたくなっちまうんだとよ」
「誰に?!」
「心から好きだって想えた人に…」
+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.+.:゚☆゚:.

りなサイド

あれは溶けるような暑い夏。
学校から少し歩いたところにある海に私は来ていた。
「あっつ…溶けるわマジ」
私は浜辺に座り波打つ海を眺めながらつぶやいた。暑いじめっとした風が吹き私の髪がなびく、 
そろそろ金髪にしちゃおっかなー
そんな時だ、男バスの3年が後ろの道路を通った。
『_____でさぁ協力してよーかいちゃーん♡♡♡』
「はぁ?マジ無理だわw…あっ」
通り過ぎていくものだと思っていた足音が私に近づいてきた…
「ねぇ、君って波杉 りなちゃん?」
私に近づいてきたのは男バスのエースの水岡かいだった。そうとうな問題児でありながら得点王名前くらい私だって知っている。
「え…そうだけど?」
そんな奴が何で私を…?!
「これからさー遊び行くんだけどりなちゃんも来ない?」
ニカっと笑うかい。なんだこんな風に笑うんだ、なんて不意にも思ってしまうほど幼い笑顔だった
「行く。でも奢ってくれなきゃ行かねーよ?」
ニヤッとしながら上目遣いでいった
これヤバイボコられるかも、なんて思いながら好奇心で言ってしまった。
すると後ろから色んな人が来て、
『りなちゃん?面白いねーだいじょーぶだいじょーぶ全部こいつ、かいが奢ってくれるよ!』
『そーそー!だから行こーぜ!!』
「ちょお前らマジかよ!汗」
能天気な仲間に困りはてるかい。
「じゃあ行くよ!私はいっとくけどお金いっぱい使うよ?」 
なんて小悪魔、いいでしょたまにはってね、困る君をもう一回見たいだけ。
「ったくしゃーねーな…いいよ、んじゃ行こう?」
差し出された手その手を掴む私の手。
ここから始まる小さな恋の話
*****************

かいサイド

『遊びに行くのに女の子ほしいよね』
「うん。」
『でさぁー協力してよーかいちゃーん♡♡♡』
「はぁ?マジ無理だわw…あっ」
ただ目に止まっただけ、綺麗な茶色い髪が風になびいていた。海を見つめるその子の後ろ姿は何か俺とは違うものを持っている、何かを背負ってるそんな気がした。
そして、その子はすぐに誰かわかった近づくと甘い香りこの匂いは嗅いだことがあるこれは
「ねぇ、君って波杉 りなちゃん?」
「え…そうだけど?」
少し焦るりな、それもそうだよなーとか思いつつ
「これからさー遊び行くんだけどりなちゃんも来ない?」
さらに焦るりな、いやこれは逃げられる?なんて心のなかで苦笑してたら、少し考えたそぶりで
「行く。でも奢ってくれなきゃ行かねーよ?」
ニヤッと笑う君、噂通りの小悪魔
そんな時仲間が後ろから来て
『りなちゃん? 面白いねーだいじょーぶだいじょーぶ全部こいつ、かいが奢ってくれるよ!』
『そーそー!だから行こーぜ!!』
なんて頭かき回しながら言う2人
「ちょお前らマジかよ!汗」
そんな俺を見て笑いながら
「じゃあ行くよ!私はいっとくけどお金いっぱい使うよ?」
なんて本日二度目の小悪魔発動
「ったくしゃーねーな…いいよ、んじゃ行こう?」
苦笑しながら差し出す手その手に君の小さな手を掴むと俺らは
『よっしゃじゃあ行くぜーい!!!』
なんてテンション上げながら歩いた

これは俺の小さな恋の序盤にすぎない。

NEXT✡

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