先週末、義理母宅で約一年ぶりに叔母と再会しました。この叔母、義理父の妹で義理姉の友達でもあります。
初めて会ったのは結婚してすぐの頃。ここから遠くの町でパートナーと暮らしていたんですが、わざわざ二人で会いに来てくれました。寡黙な義理父とは違いとても明るく話好きで、誰もが彼女を好きになるであろう裏表なく、優しく人を包み込むような人柄に私も一瞬で好きになりました。
そんな彼女は気の毒になるぐらい家族運がありません。ご両親、結婚した相手と息子を若くして病気で亡くし、去年の実の兄に続き、今年は長年連れ添ったパートナーをも病気で亡くしました。
私はこのパートナーのBに二回しかあった事がないので、あまり彼の事を良くは知りません。多分王子も私と同じレベル。なので正直に言うと亡くなったからと言って、関係が希薄だからか悲しみが襲ってくるという事はありませんでした。
亡くなってから早二カ月。義理母がアル中にでもなるんじゃないかっと心配になるぐらいがっくりきていた叔母ですが、仕事にも復帰していて思ってた以上には元気でした。でも主な話す内容はBとの話。
そしてカメラを車に取りに行き、戻ってきた時小脇に抱えていた一冊のアルバム。それを私達に見せてくれました。その中にはBの写真。私が初めて会った時は杖をついていましたが、写真の中の彼は電動車いすに乗っていて、家の中、浜辺や街でにこやかに笑っていました。
デジカメ、携帯カメラが普及してからめっきり写真を印刷するという事がなくなりました。でも、プリントされた写真って画像としてみるのとは違う力があるように感じます。
なので彼女がBの写真をプリントして持ち歩いているのは、体は無くともきっと彼が寄り添ってそこにいるような気持ちになるのかもしれません。本当に愛していたんだね、Bの事。
時がいずれは悲しみや喪失感を癒していってくれますが、叔母のように失った事だけにフォーカスするのではなく、元気な頃の彼を見て幸せだった日々を思い出し心を温めていく、そんな自分を癒す方法もあるんだなっと思いました。
そしてそれは、大切な家族を亡くしていった彼女だからこそ出来る、悲しみから立ち上がる方法なのかもしれません。そうだ、もしもに備え、すっぴん写真撮影はきつく禁止する事を王子に言い渡しておかねば。
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