ども、です。
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住む場所のない私達が宿泊することにしたのは、ラブホテルでした。
今よりも、宿泊代は高かったと思います。
唯一良かったのは、センスのいい部屋だった、ということだけかな・・・?
おぼろげな記憶ですが、場末のラブホ、というものではなくシティホテル(と言ってもこれも死語で判らない人の方が多いかな)と言っていい感じの部屋でした。
連泊した記憶はないのですが、何度か同じ部屋に泊まった記憶があります。
さて。
新しい職も、ヤツは「パチンコ屋にしよう」と安易に考えてました。
そして、面接の約束を取り付け(これは私の役目でした)大きなパチンコ屋に面接に行ったのですが、最初に勤めたパチンコ屋のように、個人経営の場所ではなく、全国展開のパチンコ屋だったため、私達のような流れ者(・・・としか書けないです)を雇うなんてするはずもなく、当然ですが断られました。
これは、ヤツにとってかなり屈辱的だったようで、上記のホテルにチェックインし部屋に入った途端、殴られました。
私はといえば、面接で断られた時に殴られるか暴言を受けるか、とにかくヤツはその不満を私にぶつけるだろう、なんて当たり前のように考えていました。
暴力を受けなきゃいけない理由なんてないのに、それがもう当たり前になっていたのです。
ヤツは、次の日「買い物に行こうぜ」と言い出しました。
私の意見の是非なんて関係ないので、一緒についていきましたが、その場所はモデルガンの専門店でした。
(あ。私は、モデルガン自体は嫌いではないです。というか好きな方です。幼少の頃から「あんたはほんと女の子らしくないし、可愛くないなぁ(ケラケラ)」と母から言われた反動からか、男のコの趣味に精通するようになってました)
何件か廻って、とある専門店で店主が「これね、威力が強くて回収命令が上から出てるモノなんだけど、一回撃ってみる?」とヤツに差し出しました。
それを手にしたヤツの目はきらきらと輝き、店にある標的に向かってかっこつけて撃ってました。
そして、私にもそれを渡し「お前も撃ってみろよ、すげーぞ!反動もハンパない!」と興奮状態。
私は言われるままに撃ってみて『うん、このモデルガンはおもちゃの域を越えているな・・・そりゃ回収されるよ』、と思いつつそれを店主に返しました。
ヤツは、興奮冷めやらぬまま、そのモデルガンに近い、威力のあるものを店主に探してもらいました。
価格は、万単位です。
ここで止めてしまえば良かったのに、と今では思うけれど、止めたあとの方が怖かった私はとにかく出来るだけ安く、ヤツの気に入るモデルガン(ガスガンですね)が見つかることだけを願ってました。
そんな私の願いも虚しく、ヤツは値段なぞ見ずに勝手に購入を決めました。
ヤツに持たせてはいけない【武器】を持たせてしまったことに気付くのには時間はかかりませんでした。
最初の頃はそれこそ雑誌のモデルなんかを標的にしてましたが、何か気に入らなくなると、私を撃つようになったからです。
何もなくても、私の反応が面白くて撃ってきてましたね・・・。
目に入らなかったのは奇跡です。
もし、そんなことになっていれば、私は失明していたでしょう・・・。
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今でもモデルガンは好きだし、映画やドラマで使われている拳銃やライフルなどの銃器の名前はすぐに判ってしまうほどの、ミリタリーヲタクな私です。
だけど、ニュースなどで小動物に向かって発砲したりするニュースを見聞きすると、心臓が苦しくなって、吐き気がします。
ガスガンなどの、ある程度の威力があるモノを持つには、何らかの制約が必要じゃないか、と私は思っています。
ここまで読んで下さってありがとうございました<(_ _)>
それではヾ(´・ω・`)