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ども。

おすすめの一冊・・・しまった(^^;)一冊に決められるか?乱読なのに<私(苦笑)。

えーとえーと・・・。

あ、そうだ。
小学生の頃から今まで何度も読み返した本がございまして。
はい、大草原の小さな家シリーズでございます。

その当時、すでにNHKでテレビシリーズをしていたのですが、私はそのことに気付かず、タイトルと挿絵で一冊目を買いました。
もろ「大草原の小さな家」です。
が、読み終えたあと、前作があるということを知り「大きな森の小さな家」(河合奈保子が昔歌ってたなぁ。家じゃなくておうちだったっけ、歌詞は・・・はΣ(・ω・ノ)ノ!年齢が(笑))をお年玉をかき集めて購入。
それからというもの、「プラム・クリークの土手で」「シルバー・レイクの岸辺で」と買い続け、後のローラの夫になるアルマンゾの子どもの頃の話「農場の少年」まで買ったのです。
で、そこまでは福音館書刊で出されていたのですが、岩波少年文庫に続きを発見!
で、「長い冬(上・下)」「大草原の小さな町」「この楽しき日々(上・下)」・・・作者のローラ。インガルス・ワイルダーの作品はここまでなのかぁ、という時期が数年続き、その後「はじめの四年間」が刊行され、何度も何度も読み返してました。

翻訳者が良かったのか、人物の描写がとても良くて幼心に(途中から中学生になってたけれど<私が(笑))「これが「家族」だよな」ととても羨ましく、とにかくのめり込んで読んでました。

一番最初の「大きな森の小さな家」では、メープルシロップの採取の仕方(砂糖雪、って言葉になるほど~、と思ったり→冬から春に近づいているけれど、急に寒くなり、雪が降る。するってぇとカエデの中の樹液は甘味を増して、美味しくなるとか・・・)に「へ~~」と思ったり、親族が集まった時のパーティの愉快な様子に自分も混じっているような感覚におそわれて、読んでいる間、ホント幸せになれる本です。

時代は開拓時代。
ローラのお父さんはウィスコンシンの大きな森から、大草原の真っ只中、インディアンテリトリーに移住。
移動中の食事(スパイダーと呼ばれるフライパンでお母さんが食事を作ってくれる)も美味しそうだし、「ここがよさそうだ!」とお父さん決めて、自分で丸太で家を作っていく姿に「たくましい!」と思ったり。
でも、順風満帆ではないんですよね。
移動中も、川を渡らなければいけないし、家を作るにしても全て木だから、床を丁寧に斧でならしていく・・・。
屋根をふくときに、お母さんの足が下敷きになったり・・・。
それと、大事なのは「水」
井戸を掘るんだけれど、かなり距離のあるご近所さん(日本語がヘンだわ(笑))と家作りから協力していたんだけども、お父さんは毎日井戸を掘る前にろうそくを掘った井戸の底までおろして、人体に危ないガスがあるかどうか確認してたのに、そのご近所さんはそれをせずに、井戸の底に下りて気絶(そのあと、無事救出されます)。
うーん、慎重なお父さんに、また惚れたりして(笑)

で、そんなお父さんも気付かなかったのは、なんと自分が作った家の前にある獣道みたいな道が実はまだインディアンの通り道だった、ということ。
お父さんは、怖がらなかったけれど、母親は怖がっていた。
そんな母親の気持ちなぞ判らないローラが小さいインディアンの子どもを見て、欲しがるシーンがあるんだけど、いわゆるまだ幼いローラはおもちゃとか人形が欲しい気持ちで言ってたんだけど、母親の恐怖ったらなかったと思う。
しかも、とある日はインディアンが勝手に家に入ってきたり。
「良いインディアンは死んだインディアン」と当時言われていて、母親は本当にそれを信じていたんだけど、父親が進歩的だったみたいで、インディアンと交流もする。

かっこい~~。

んが、結局そこは住めなくなってまた新しい家を求めて移動。
そうして新しい町で、ようやくローラとお姉さんは学校に通うわけだけど、昔からいるんだとなぁ。
おすまし娘で、自分が一番!というコ。ネリー。
ネリーにいじめられたりするんだけど、決して屈しないローラ。

ちょっと話が飛びますが(全部書いたら、大長文になっちゃう(^^;))ローラの姉であるメアリーは熱病で視力を失ってしまうんだけど、メアリーはとにかく勉強好きで、ローラは使命を持つんですね。
自分もお金を稼いで、両親も望んで姉も望んでいる(表立って頼んでいるわけじゃないところが奥ゆかしいメアリー)大学にいくための費用をどうやって稼ぐか、とにかく「働く」ということを認識してから、ローラはどんどん強くなる。

姉妹愛ってこうなんだ、と読みながら少し切なくなったりしました。
私は兄に対してそういう気持ちになれないもん・・・。

あ、話がずれた(^^;)

で、ローラは教師の資格を取り(実際には資格を取れる年齢に少し足りなかったけれど、開拓村の学校から、それでもぜひに!請われたのです)学校の先生をするまでに至るのですが「この楽しき日々」で、初めて家族から離れた場所で小さな学校で子ども達を教えることになります。
ところが、下宿先が問題で何があったかはローラにも私たち読者にも判らないけれど、奥さんがとにかく冷たい。とある日なんかは、真夜中に包丁を持った奥さんが夫をじっと見てたりして、ローラは生きた心地がしません。
でも、(厄介な生徒がいたけれど=自分とあまり年齢の違う男子生徒だからなおさら)最後までやりとおし、その遠い学校から何回が家族のいる町に一旦帰省するたびにアルマンゾが迎えにきてくれ、ローラ本人はおぼこく、アルマンゾの気持ちに中々気付かず、学校の最後の日家まで送り届けたアルマンゾに「君、このソリに乗るのは好きですか?また誘ってもいいですか?」と言われ、なんとなく自分がアルマンゾに憎からぬ気持ちを持っていくようになるんです。

ん~。恋ってそうかもね...(¨*)トオイメ

ところが!宿敵ネリーもアルマンゾに恋をしてることに気付きます。
というか、アルマンゾが作った小さな馬車にネリーが乗っているのを見て、ローラは焼もち妬いてしまうんですね。
しかも、ネリーは図々しい。さらにアルマンゾはイマイチ女心が判ってない。
で、何度かネリーとローラを乗せて馬車遊びをするんですが、ローラ、ちょっと切れちゃう(笑)
楽しそうじゃないローラを見て、やっとアルマンゾは気付いて、ネリーが一緒に誘って遊んでくれ、といっても誘わなくなりローラとだけで、逢瀬を続けるようになっていくんです。

そうして、アルマンゾからプロポーズ。
二人の生活が始まるわけですが、これまた苦労し放題。
でも、ローラは自分に怒りをぶつけることはあっても、夫にぶつけることはあまり無かったようでした。
ただ、「あー、なるほどな~」と思ったのは、ローラは開拓民であり、移住者。アルマンゾは北部からきて「オレは百姓になる!」頭でっかちな思い込みタイプ。
けれど、一箇所にずーっと住むことがローラには耐えられず、結婚してからもいろんな場所に移動したようです。

ちなみに、この第一作は娘であるローズと喧喧諤諤しながら作ったもので、ローラ自身書き始めたのは60歳を過ぎた頃。
自分の経験を元に正確に書こうとするローラに、その頃はすでに作家(O・ヘンリー賞を取ってます)として自分が物書きという自負を持ってたローズは、読者にどのように楽しく読んでもらうか、という視点を入れたほうが、と母ローラに言うけれど、たぶんにローラ自身のもとからの頑固さと、年齢による頑固さ(^^;)で中々うまくいかなかったようです(笑)(似たモノ親子だなぁ)。結局は出版出来ているから、「終わりよければ全てよし」です(ローラのお父さんの口癖♪)。

自分史をここまで書き、それを読んだ読者が「大草原の小さな家ツアー」として実際行っている人もいることから(ローラが亡くなった最後の家にはお父さんのバイオリンがあるとのことです)ローラが書き残したこの作品がどれほど愛されていたかが判ります。

ちなみに、前半の福音館書刊では「お父さん、お母さん、メアリー」という訳ですが、岩波少年文庫になると「父ちゃん、母ちゃん、メリー」になって、ちょっと混乱しました。
岩波少年文庫で訳した方が、農村に住んでいる人のイメージを忠実に表したと解説に書いてあり、あぁなるほどと思いました。

書ききれませんでしたが、本当に波乱万丈な時を生きてきたのだなぁ、と何度も読み返す度に思います。
イナゴの大群に村一帯が襲われたことや、竜巻にあったこと、中々雪が降り止まない中お父さんが遭難しかけたこと・・・そして、一番は岩波少年文庫で最初に刊行された「長い冬」ですが、なんと10月から7ヶ月間冬の気候が続き、汽車も雪が理由で町に来ることが出来なかった話です。
これを読むと(今でも)とても苦しくなります。
食べ物が無くなった時、人って本性が見えるというけれどこの家族の結束力というのは、そんなつらい日々でさえ、苦労しつつ乗り越えていくのです。

そうそう。
一時期流行った「赤毛のアンの料理の本」「ピーターラビットの料理の本」など、いろんな名作に出てくる食事を読者が作れるレシピ本が出回ったことがありますが、我が家には「大草原の小さなお料理ノート
」があります(ピーターラビットの料理の本もある(^^;))。
この本で、初めてバターが簡単に出来る、というのを知って作ったのですが、美味しかったです♪
逆にどーしても出来なかったのもあるけれど(^^;)

うわ、やっぱり長くなりました。

いろんなところを端折ったりして、判りづらいかもしれません。
ここまで読んで下さってありがとうございました<(_ _)>

ではヾ( ´ー`)

PS
実は、わざと端折った部分があります。詳しく書きたいので、それはまた後日・・・。ローラの気持ちが切ないんだよなぁぁ・・・。