-5才(年長)の4月ー

年中から1年、ほぼ休まず通った保育園。
年長になった時に園の先生から言われた言葉

「希(息子の仮名です)君の声を一度も聞いた事がない」

この言葉が私の中で毎日毎日ぐるぐるまわっていました

「この子、なんか違う」
それは今まで心のどこかでいつも抱えていた不安


それをかき消す為に 私は毎日ひたすらパソコンに向かい検索し続けました


そして 行き着いた先には パソコンの画面に

『広汎性発達障害』
『高機能自閉症』
『アスペルガー症候群』

というワードがありました

障害⁇
自閉症⁇

ウチの子が⁇⁇

違う…
絶対違う…

障害なんかじゃない!そういう性格なんだよ!

でも…でも…


広汎性発達障害・アスペルガー・高機能自閉症
それぞれ名前は違ってもみんな似たような特徴があります

私は一つずつ希の性格と照らし合わせていきました
これは当てはまる
これは違う

そして調べれば調べるほど 希の性格と当てはまるところが多かったのです

でも、違うところもある


どうしよう…どうしよう……

もしかしたら…
でも…違うよね きっと私の考え過ぎたよ…


障害なんて…


今までにない大きな不安の渦がぐるぐると私を取り巻いていきました