広汎性発達障害
高機能自閉症
アスペルガー症候群

他には何だったっけかな…

希についた病名?はいくつもあった


のぞみ5歳の夏。

ついに彼に発達障害がある事が判明した



お医者さんからその言葉を聞いた瞬間、
私は一瞬なんだかずっと心の中に抱えていたモヤモヤがスーッと一気に晴れた気がした。

「あぁ、やっぱりそうだったのか…」
「普通じゃなかったんだ…」

なんだか安心というか、ホッとした
一瞬…
ホント一瞬…

そしてその後、すぐ心の中に渦を巻いた黒い嵐みたいな雲が一気に襲いかかってきたのを覚えている。


そして全てがその嵐みたいなドス黒い雲に支配された感覚が全身に走りガタガタと震えた

どうしよう…
どうしよう…

これからのぞみはどうなるの?
この子をどう育てればいいの?

なんで?
この子が何したっていうの?

今までだってアレルギーとずっと闘って食べたい物沢山ガマンして
アトピーの痒さも アレルギー発作のツラさもずっとずっと我慢して頑張ってきたのに…

今度は…障害…⁈




当時は約10年前。

残念な事に希のような子どもに対する知識はお医者さんの中でも少ない方もいた

無論、世の中の人々の理解はほとんどなかった。
保育園の先生
ママ友達
義理の両親
私の両親
親戚
近所の方々

きっと誰も知らない

そんな世の中だった