アっちゃんの散歩
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 河鍋暁斎藤といえば 明治5年(1873年)にウィーン万国博覧会に出展した作家といいますから、当時日本を代表する画家であったことは間違いありません。にも関わらず、戦後はなぜか忘れ去られ、近年になって再評価されているとのこと。三井記念美術館の他でも特別展が開催されていました。


 生前から大変な人気であったということは、作風から十分伺えました。面白さに、すっかりはまりましたもの。狩野派といえば室町時代からの幕府御用画壇。そこに10歳で弟子入りという経歴ですから、絵師としてはエリート中のエリートですよね。でありながら、当時流行っていた狂画、今で言えば週刊誌の風刺漫画を描くようなことをしていたわけですから、その型にはまらない傾向は、今の時代だって十分通じる様な天才だと思います。

 ところがそのスケールのあまりの大きさに、キチンと捉えられなかったのでしょう。暁斎といえば狂画や戯画・・・と固定されすぎていたようで、最近では、襖絵や障壁画の様な大きな作品の中にある、狩野派の正統的な技法を発揮した暁斎の本当の実力のようなものにも注目が集まっているようです。


 それでもやはり、河鍋暁斎を知ってまだ1週間足らずのビギナーとしては、ユーモラスに描かれた妖怪たちの魅力はダントツです。当時、暁斎の描く妖怪は大人気だったそうですが、今となっては「妖怪なんて想像の産物よ」と一瞥されそうですよね。妖怪が住む闇の世界への恐怖があった時代とそうでない時代、どちらが精神的に豊かだろうか?と考えると、ますます妖怪が近い方に住んでみたくなるのですが、いかがでしょうか?


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三井記念美術館 河鍋暁斎展
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美術館の隣は三井銀行日本橋支店 
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日本橋の下を流れるのは日本橋川
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首都高高架の下で窮屈そうな日本橋