チェルシー・テラスへの道【ジェフリー・アーチャー】

ジェフリー・アーチャーが相変わらず面白い！！

今回は成り上がり物語です。
ロンドンのイーストエンド（下町）出身の商人の孫チャーリーが、手押し車ひとつから一等地チェルシー・テラスに高級デパートを築いていくのですが、いやあ痛快痛快。

今までの短編集と比べると、ご都合主義というかキャラ小説っぽさが強い印象で、ウィットや知恵比べ的な側面は少ないですね。個人的には密度が濃く、アイデアで読ませる短編集のほうが好みですが、長編のこちらも読みやすくて悪くないです。

戦時中のロンドンの雰囲気や階級主義の香りただようストーリーに興味がある方はぜひ＾＾さっくり軽くて手にとれるし、安心して読めます。どんでん返し系がお好きなら短編集をどうぞ。

まだ上巻のみ、下巻は配送待ちなのですが
下巻よんだらまた追記しまーす＾＾

余談ですが、本作の原題「As the crow flies」※一直線に、という表現です。一直線に成功を目指すってね。これを社名にしてる会社さんがありました。バーやカフェの経営をやってるみたいです。

その中の一店舗にsnootyfoxという、昼は純喫茶、夜はバーというナイスなお店が。渋谷だから近いし、雰囲気がとってもよさそうなので、週末にでも偵察してこようと思います！！まずはカフェタイムかしらん？

でも…
こんな理由で来る客がいるなんて、想像してないだろうね^^

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