今年のGW中に見た初代アニメがあまりに面白く、アニメのみならず実写映画も全て見てしまった「トランスフォーマー」シリーズなのですが、それに続きスマホゲーム「トランスフォーマー:鋼鉄の戦士たち」も始めてみました。これはアニメシリーズと実写映画シリーズの全てのコンテンツを横断して様々なトランスフォーマーが入り乱れて登場し、おまけに陣営すら入り乱れて対戦するロボット挌ゲーなんですが、案の定やはり様子がおかしかったです。

 

何がおかしいって…

 

サイバトロン(オートボット)陣営の連中がみんな口が悪い。
というか物騒。
正義の陣営なのに。
 
まあ初代アニメ準拠なんですかね?ちなみにこいつはその名のとおりランボルギーニからトランスフォームするランボルという奴なんですが、もうご覧の通りひどいです。「汚れたノッポのクソ野郎」ですよ。

 

これもまたひどい。

 

なお、本作は全体的にテキストバグがひどく、もう思い付くありとあらゆるテキストバグが存在します。

 

この青い人は実写映画「トランスフォーマー:ロストエイジ」および「トランスフォーマー:最後の騎士王」に登場したドリフト。声を渡辺謙さんが担当したことが話題となりました(まあそれ以外にもいろいろな意味で話題になったいわく付きキャラではありますが)。一応司令官に対し丁寧な口調で喋っていますが、サラリと「知性に欠けた」とか口走ります。

 

あろうことか、ドリフトが「先生」と慕うオプティマスでさえ「ああ、知性に欠け、そしてパワーも著しく欠けているようだ。」と追い打ちをかけます。

 

もうグリムロックがかわいそうで仕方がない!アニメでは奴隷扱いだし…

 

この、相手の口調をワザと真似している感じ、本当に小馬鹿にしているようでひどいです。鬼かよ。

 

そして同じく「トランスフォーマー:ロストエイジ」および「トランスフォーマー:最後の騎士王」に登場したハウンドも大概です。「アホ虫ども」ですよ。

 

このように、正義の定義が揺らぐような口の悪い台詞がバンバン出てくるので最高です。もうトランスフォーマーに関わるコンテンツは全てどうかしていないとダメなレギュレーションでもあるのでしょうか?

 

サイバトロン(オートボット)陣営の台詞に比べたら、デストロン(ディセプティコン)陣営の台詞なんてかわいいもんです。日本語ならではのダジャレを交えてくるし。

 

「ニャンコロボ」。かわいい!かわいすぎる!

 

なお、先に「思い付くありとあらゆるテキストバグが存在」と書きましたが、以下がその一例です。

 

まずテキストの翻訳し忘れ。もしかしたら翻訳しているかもしれませんが、テキストの差し替えを一か所だけし忘れていますね。

 

あとキャラクター名の不整合。彼は初代アニメから登場する古参にして非常に人気の高いキャラなのですが、日本と英語圏では名前が異なります。本作では英語圏での名前「ジャズ」となっていますが…

 

 

「情報」のキャラクター説明文では日本名「マイスター」になっており、統一されていません。でもなんで日本では「マイスター」になってしまったんでしょうね?(しかも副官)名前が「ジャズ」なのに好きな音楽がロックで視聴者が混乱すると思ったのでしょうか?あとこのキャラクター説明文、「多用」を「多様」と書いている漢字の間違いもありますね。
 
…とまあいろいろなテキストバグがあるのでよかったら探してみて下さい。
 
これはバグではないのですが、個人的に好きなやつです。
 
「近所でパトロール中の人の好さそうな警官に見えるかもしれないが」
 
んなわけあるか!
あと文体も不統一ですね。誰だ翻訳とローカライズやった奴は!
 
「親父トランスフォーマーパック」
有料課金で親父っぽいトランスフォーマーを選びましょう!ってwwwww
一体どんな層を想定しているのでしょうか?
 
もうじわる。ほんとじわる。