「Great Race」は、以前ご紹介した「SILLY WALKS」などいつも雰囲気の良いカジュアルゲームをリリースしているフィンランドのインディゲームディベロッパーのPart Time Monkeyの最新作のレースゲームです。アメリカの”マザー・ロード”と呼ばれる「ルート66」(イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた旧国道)を舞台に、各町でクラシックカーに乗りクレイジーなレースを繰り広げるというもの。BGMもカントリー&ブルースで実にアメリカンですが、開発したのは前述のとおりフィンランド人です。
スタート地点はもちろんイリノイ州シカゴ。ここから順番に道沿いの町々を巡り、終点のサンタモニカを目指します。
最初に乗れるマシンはこれ。指定の町まで到達して動画広告を視聴することで徐々に新しいマシンが解放されていきます。いずれのマシンも挙動が異なるので、ある程度開放されたらいろいろ乗り換えてみて自分のプレイに合うものを選択するとよいでしょう。
いつもシンプルながら雰囲気の良いデザインをするのがこのディベロッパーの特徴。今回のコースのデザインもすっきりとしていながらも綺麗です。でもコース上には様々なトラップがあるのであまり風景に見とれてもいられません。
最初のうちはジャンプ台で大ジャンプを決めたり、路上に配置されている古タイヤやゴミを避ける程度ですが…
徐々に明らかにクラッシュさせようとする障害物(廃車など)が配置されたりと、トラップが増えていきます。あと町を移動するごとに時間も変化し、空の景色が変化するのも美しい!
ゴールが近づくにつれライバル車も増えていき行く手を阻んできます。
何かに衝突するとマシンは黒煙を噴き上げ、走行も安定感を失いますが、大破するまでは走れるので行けるところまでいきます。ゴールまでもってくれ!
黒煙を噴き上げつつもジャンプ!
なんとかゴール!ゴールまでたどりつくと、その町ごとに異なるいい感じのクリア画像が記録され、各SNSに共有することができます。
動画広告視聴で新たなマシンを開放できるようになったので、まずはこれに乗り換えてみます。
星空の下を走るのもなかなか良いものですが、長い車体のマシンは後方が不安定でやたらとケツを振ることが分かりました。見た目はカッコいいんですけどね…
早速ケツをぶつけて黒煙を吐き…
遂に衝突してクラッシュ!さすがにボディがぶっ壊れるほどマシンが破壊されるとドライバーも投げ出されてゲームオーバーになってしまいます。
なぜか事故ってゲームオーバーになった瞬間のスクリーンショットも共有できる仕様に。なお、ここで動画広告を視聴すれば、ゲームオーバーになった地点からまたリスタートできます。これは課金要素は全くなく、とにかく動画広告を見ることでどうにかなるタイトルなんですよね。