先日東京・浅草橋ヒューリックホールにて開催されたインディーゲームフェス「Tokyo Sandbox」でちょっと試遊してみて面白かったので改めてダウンロードしてプレイしてみました。ゲームの展示会イベントは「開発中」や「○○頃リリース予定」といった未発表のものが多いのですが、これは3月末にリリース済の新作なので誰でもすぐにダウンロードして遊べます。
この「Peko Poko Sushi」は回転寿司屋をモチーフとしたアクションパズルゲームです。3本のレーンの上に乗っている寿司をスワイプで動かし、次々と押し寄せるお客さんが欲しがっている寿司を素早く提供して売り上げを稼いでいきます。お客さんはレーンの間にある2つの通路に来るので、お客さんたちの両サイドにどんな寿司が来ているのかをすぐに見極める判断力と瞬発力が問われます。
基本的なゲーム画面はこんな感じ。上のスクリーンショットではお客さんはトロを欲しがっているので、近くにあるトロをスワイプで移動させてお客さんの隣に置きます。
遅れるとお客さんはプンプン怒って帰ってしまい、その分売り上げが減るので注意!
なお、同じ種類の寿司を複数個並べてドラッグしまとめて提供するとコンボが発生しさらに売り上げがアップします。ただそこまでやれるようになるにはある程度慣れが必要で、最初のうちはただお客さんを捌くだけでいっぱいいっぱいです。
最初のうちは、お客さんも一人ずつやってくるのでサクサク捌くことができますが、時間経過に従い来店スピードがどんどん速くなっていき、プレイを続ければ続けるほどハイスピードになってきます。おまけに寿司を提供すればその分一段寿司レーンが移動し、またお客さんも一段下がるので、それぞれの移動のタイミングを計るのが何気に難しい!特にコンボを作ろうとしている時などは、その「一段下がる」タイミングのせいで造れなくなったりとイライラする局面もあります。
プレイ制限時間(営業日)が終わると、それまでに稼いだ売り上げに従いD~Sまでの5段階評価が付けられ、ゲーム内通貨「金の皿」が付与されます…が、初見でのプレイはDで金の皿は0!なかなか厳しい評価です。
貯めた金の皿はガチャで使うことができます。
ガチャからは、新しいお客さん(一回100金の皿)、新しい寿司ネタ(一回200金の皿)、模様替え用の店舗パーツ(一回200金の皿)が入手できます。とりあえずお客さんで回してみたら…
トニーニャーク
トニー・ホークだろ!こんな感じにお客さんにはさり気なく小ネタが仕込まれています。
お客さんには全て設定があり、一度ガチャから出てきたり来店したお客さんは図鑑に記録されていきます。
ちなみにこれは開発者のアルヴィン・フーさんという方です。
こちらはデザイナーの方。って身内ネタじゃねえか!
画面内に広告は表示されず、動画広告を視聴することで金の皿をもらう動画広告リワードモデルです。他にもいろんなミッションをクリアすることで金の皿がもらえます。
こうして一週間のタームでプレイしてS評価を目指すのですが、何日かプレイして…
3日目にどうにかこうにかC評価になり…
4日目に遂にS評価!!やった!!
なお、店員さんにもいくつか種類があり、特定条件をクリアすることで様々なスキルを持った店員さんをアンロックできるようです。
一見カジュアルな内容ながらもやり込み要素がたくさん盛り込まれており、何よりドット絵が非常に可愛らしい良作です。パズル自体もかなりやり応えがあるので是非プレイしてみて下さい。