昨日、vsmediaにフィンランドのモバイルゲームディベロッパー兼パブリッシャーのヒットタイトル「Hill Climb Racing 2」のレビュー記事を書きました。
【やってみた】リリースからわずか2ヶ月で4000万ダウンロードを突破したフィンランド産レースゲーム「Hill Climb Racing 2」
普通はここに下書きを書いてからvsmediaに清書するのですが、今回はFingersoftの皆さんを囲む「フィンランドゲームクリエイター飲み会」の参加のため、少しでもレベルを挙げた状態で臨みたいと思い、記事を書く時間も惜しんで必死こいてプレイしていたのでした。Fingersoftがどんな会社か、「Hill Climb Racing 2」がどんなゲームかはvsmediaの記事をご覧下さい。
なお、記事を書いた後もゲームをプレイし続け、現在はこんな感じになっています。
PvPレースもプレイしまくり、ランクはブロンズの最底辺から今では「ダイヤモンドII」に。プラチナよりもさらに上のランクです。
ただしランクが上がれば上がるほど新しいコースが増え、しかもコースの起伏やギミックが難しくなっていきます。
特に難しいのは坑道のコース。これは地中に掘られた坑道の中を疾走するコースですが、大ジャンプを決めて加点を狙おうとすると、天井に激突して即棄権となってしまいます。ジャンプが醍醐味であるヒルクライムレースに於いてそのジャンプをあえて制するという逆転の発想のコースで、1位でゴールインするどころかゴールにたどり着くこと自体難しいこともあります。
あと本作はマシンだけでなくアバターにも物理挙動が入っており、バイクに乗っている場合はアバターの体もコースの起伏に合わせて動きます。まあ動くというより”揺れる”が正確ですが、それがまた不安定さを演出していて心もとないったらありません。前方に傾くとシートからケツが浮き…
後ろに重心がかかるとケツが沈みます。
そしてクラッシュすると「ゴキッ!」といういやな音と共に体全体が潰れます。カジュアルなグラフィックの癖にクラッシュ描写に妙にこだわっているんですよね。
シングルプレイモードの「冒険」はだいたい2000m以上進めると次のステージが開放され、マシンを変えて一定距離を進むごとに新たなご褒美がもらえます。お金を貯めて開放することもできますが、ある程度マシンをレベルアップさせないと走破できないので、「冒険」は地道にコツコツと、PvPプレイモードの「カップ」はガンガンプレイするのが良いと思います。
正直グラフィックやキャラクターデザインは少々野暮ったいですが、ゲーム自体は非常によく、物理挙動もゲームバランスも絶妙で何度もプレイしたくなるような仕掛けがたくさん施されています。興味があったら是非。