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この「アングリーバード・アイランド」は、フィンランドのRovioの看板タイトル「Angry Birds」シリーズ初の育成系シミュレーションゲームです。とは言っても開発したのはRovioではなく、韓国のNHN Entertainmentの子会社であるNHN Studio 629です。最近RovioはAngry BirdsのIPを他社に提供し、共同開発する形でひっぱりアクションではないAngry Birdsシリーズ作をリリースする手法を取っています。これもその一つなんですが、なんと本作は「島開拓Sim」。普段体当たりして物をぶっ壊しまくっている鳥たちが、なんと豚と一時的に和解して一緒に島を開拓して村を作るのです。これ、作品の設定的にアリなんでしょうかね?

 

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アプリを一番最初に起動すると、いつもどおり鳥の卵を狙う豚たちを描いたアニメーションが再生されます。ただ見てのとおり、絵柄がなんかいつものAngry Birdsじゃないですよね?みんなオリジナルのキャラデザインよりもさらに丸っこくなって目が大きめで表情も豊かです。これはRovioの画風ではなくNHN Studio 629の画風かもしれません。

 

 

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もともと一頭身なのにさらに縮まってかわいくなってる!やはりアジアのプレイヤーを意識したデザインに見えます。

 

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で、なんだかんだいつもどおり豚に卵を盗まれてしまった鳥たちですが…

 

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両者ともヤバそうな森の中に入ってしまい…

 

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みょうちくりんな石像にぶつかったせいで…

 

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突然全ての豚と鳥が石像の中に吸い込まれ…

 

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別次元の謎の島に放り出される超展開!

 

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そこへ原住民っぽい仮面の男が登場。どうやら石像に吸い込まれてこの島に放り出されたのは彼らが初めてではない様子。

 

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Angry Birdsらしくないキャラデザインだなコイツ…

 

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仮面の男は思わせぶりに登場しておいて、「カートをやるからあとは自分たちでどうにかしろ」と去っていってしまいました。実にそっけないガイドキャラです。

 

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わけのわからない展開にイライラするレッド。一応Angry Birdsらしさは反映されています。

 

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誰だコイツ?彼女は本作のオリジナルキャラの女の子の鳥「ベティ」。シミュレーションゲームの定番要素「お願い掲示板」の管理人(鳥)的キャラクターです。

 

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このゲームでは豚と鳥は見知らぬ島で生きていくために呉越同舟とばかりに一時停戦し、助け合って島を開拓していきます。ただし役割分担されており、豚は材料の採取とものづくり、鳥は未知の生き物との戦闘を担当します。そう、このゲームは育成系シミュレーションゲームでありながら”バトル”要素もあるのです。
 
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島はさらに別の島と「ゲート」でつながっており…
 
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鳥と豚は「カート」に乗ってゲートからいろいろな場所へワープして活動します。
 
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カートには採取がはかどるカートやバトルがはかどるカート、たくさんの鳥と豚が乗れるカートなど様々なものがありますが、最初のうちは仮面の男に貰ったショボいカートにしかのれません。これに、素材の採取を担当する豚を乗せて出かけます。
 
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誰を何匹乗せるか決めたらいざ出発!
 
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一番最初に行けるエリアは「南の森」。魚、鉱石、木を採取できます。
 
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島を巡って豚を放し、手あたり次第に素材を採取します。ただしカートのサイズによって一度に持って帰れる素材の数も違うので、ほどほどのところで切り上げて帰りましょう。
 
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素材を持って帰ったら、今度はそれを使ってものづくりをします。空いている場所に加工施設を建設して…
 
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製作したいものを選択します。
 
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そして「お願い掲示板」で依頼されたアイテムが揃ったら売って換金。そのお金でさらに島を開拓していきます。
 
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なお、パッと見分かりにくいですが、ゲーム自体は実はフル3Dです。画面を拡大するとちょこまか動いている鳥や豚の様子をより細かく観察できてなかなか面白いです。手が無いのになぜか上手くロッドを操っている豚が謎。いやそもそおカートを引っ張ってる時点でおかしいですけどね。
 
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そのつるはしはどうやって動かしてんだ!とか
 
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ある程度レベルが上がると、島の中の草むらをボムが爆破して消してくれるようになり、施設を於ける面積を徐々に広げることができます。
 
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なんとなく各キャラの個性は反映されているみたいですね。
 
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一か所キレイになりました!
 
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序盤は豚ばかり活躍しますが、レベルが7になるとバトルに向かう鳥たちを訓練する「訓練所」を建てられるようになります。
 
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最初に訓練できるのは「鈍器を振り回すレッド」。レッドの武器もレベルアップするごとに良いものになっていくので気長に待ちましょう。
 
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森の中には様々なモンスターがいて、一緒に飛ばされてきた子供の豚を捕まえています。このモンスターを倒すと子豚を助けることができ、その分島の仲間を増やすことができます。それにしてもこのモンスターの「絶対Rovioの絵じゃねえ」感といったら。ある意味、鳥と豚が本当にいつもと全然違う世界に飛ばされちゃったんだな…ということが上手く表現されています。
 
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子豚を捕まえているモンスターを見つけたら剣のアイコンをタップして…
 
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バトル開始!アイコンをタップしてしまえば後はバトルはオートで進行します。
 
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スキルボタンもあり、いい感じのタイミングでタップすると早くモンスターを倒せます。
 
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モンスターに勝つと、子豚とご褒美のコインをGETできます。
 
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また倒したスピードにより3つ星評価も付きます。ここはちょっとオリジナルのAngry Birdsを意識しているのかも。
 
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バトル用の鳥は、一回出動するとあとは戻ってきません。効率よくゲームを進めるには、なるべく少ない数の鳥でモンスターを倒さなければなりません。
 
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Angry Birds世界にケルベロス!違和感炸裂!
 
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鳥にモンスターと戦うことを頼む熊ってどうよ?
 
…とまあ、あまりにもゲストキャラの絵柄がAngry Birdsとかけ離れているため、な~んか二次創作臭のするゲームです。そもそも育成系シミュレーションゲームをAngry Birdsでやる意味があるのか?もはや世界観もへったくれもないのではないか?という気がしますが、ゲーム自体は非常によくできていてやり応えがあります。とりあえずAngry Birdsが好きな人は試しに遊んでみるのもいいと思います。もちろんダウンロードは無料です。