ヘビが画面上を移動して延々と餌を食べ体を長く伸ばしていく「ヘビゲーム」。モバイルゲーム出現以前より、いや携帯電話出現以前より親しまれてきたカジュアルゲームの定番中の定番ですが、それがこんなにもスタイリッシュになるのか!というiOS向けゲームアプリがこの「AQUAMANA」です。
ゲームのステージは池とも水たまりともつかない水面。その水面下を泳ぐ(?)ヘビの進路をフリックで変え、水中にランダムに現れる透明な餌を食べていきます。最初にチュートリアル的に青い餌が4つ現れますが、色付きの餌を食べるとヘビの体がその色に変化します。
なお、このゲームには時間経過があり、水面に映る太陽と月の動きでそれが表されます。水中で動く透明な泡のようなヘビと餌、水面の揺らめき、刻々と変化する太陽と月、カエルや虫の鳴き声といった環境音もあり、ゲーム自体はシンプルなもののとにかく雰囲気が良く、癒しアプリとしても楽しめます。
突然土砂降りの雨が降ってきました。雨で水面が乱れると餌の場所が見えづらくなり、何気にゲームの難易度が上がります。
雨が落ち着きました。地道に餌を食べて体を伸ばしていくヘビ。
しかしヘビゲームのルール上、うっかり長く伸びた自分の尾に頭が触れてしまうとゲームオーバーとなってしまいます。
ただしこのゲームでは、ひたすらヘビの体が伸び続けるのではなく、一定の長さに達したらそこが更け柄のように残され、以降”障害物”となって画面上にとどまり続けます。つまり餌を食べ続けて長くゲームをプレイすればするほど難易度が上がっていくというわけです。
ヘビの体が短くなるのでプレイ自体は楽になりますが、今度は残された自分の抜け殻にぶつからないよう気を付ける必要が出てきます。
夜になると画面全体が暗くなるのでこれまた餌が見えづらくなります。ちょいちょい難易度が高くなる仕掛けが差し込まれるゲームです。
しかし暗い中にパーッと色付きの餌が現れるのはキレイ。
プレイは2回までやり直すことができ、3回ゲームオーバーになったら一旦リセットされハイスコアが記録されます。
そしてまた最初からやり直し。