「Perchang」はパチンコ玉のような小さなボールをピタゴラスイッチのような仕掛けを動かしてゴールに導く物理アクションパズルゲームです。グラフィックも綺麗で雰囲気ゲーとしても秀逸です。
アプリ内課金で開放されるステージもありますが、無料でプレイできるステージも充実しているので十分遊べます。各レベルをクリアすると次のレベルが開放される仕組みで、当然先へ進めば進むほど難易度が増していきます。
まあ一番最初はチュートリアルも兼ねているので簡単な仕掛けです。
とは言えこの仕掛けには赤いシーソー状の可動ギミックしかありませんが。
この場合は、シーソーを通り道のようにつなぎ、漏斗状のゴールにボールを導きます。
モノクロの仕掛けの描写がとにかくクール!影の表現までバッチリで存在感があります。制限時間内に一定数のボールをゴールに導けばクリアとなります。
クリアまでのタイムによって金・銀・同の三段階で評価されます。
次のレベルはこんなの。
今度は青い仕掛けが登場です。
青い仕掛けは上下に動くリフトみたいな構造で、この場合はずっと上で固定してボールをトンネル状のゴールに導きます。
特筆すべきは、物理エンジンが非常に正確で仕掛けやボールの挙動がとても自然なこと。勢いに乗って弾んだりバウンドしたりと現実と変わりないくらい自然な動きです。
レベル2も無事ゴールドでクリア!
次は仕掛け自体の色が変わるというパターン。シーソー状の仕掛けをタップするごとに赤・青とスイッチします。
まず最初に赤いシーソーに玉を乗せて、次に青いシーソーの上の落とすというのが正解
エリア2が開放されました。ここから新しい仕掛けが登場します。
それは「ファン」。ファンで空気を送って風をおこし、ボールを宙に浮かせます。ボタンの押し離しで風の強さを調節し、浮力とボールの慣性をうまく操って真横に設置されているトンネル状のゴールにボールを入れなければなりません。いきなり難しくなってきた!
これは赤いファン一つだけのシンプルなステージですが、タイミングが全てを決する難易度の高い仕組みです。
これはゴールへの導き方が2種類存在するステージ。赤いファンをいい感じのところで止めて漏斗状のゴールに入れるパターンと、あえて思いっきりボールを飛ばしたあと滑り台的なコースに乗せ、青いシーソーでゴールに落とすパターン。
右の小さなファンは青に変更でき、左右のボタンを交互にタップして操作した方が楽なのですが、それでもこのありさまです。もうボールが散らばって凄いことに。
このように、序盤のエリア1は仕掛けをそのまま動かさずにいればクリアできるケースが多いのですが、エリア2に入ってから急速に難易度が高くなります。1回でクリアできなくても、何度かプレイして一番ボールがゴールに入りやすいルートを見つけるとよいでしょう。もし赤と青両方の仕掛けが出てきたら、ボタンのタップでいちいち操作するのはは赤、押しっぱなしか状況に応じてたまに動かすのは青など、アクションを振り分けるとプレイしやすいです。たまに赤と青を同時に動かさなければならない場面もありますが、どうしてもできない時は思い切って片方を捨てて一方に専念するのもアリだと思います。
前述のとおり、物理エンジンがリアルなうえにグラフィックもスッキリ上品な作風で、アクションゲームとして十分遊べるクオリティなうえに雰囲気ゲーとしても秀逸な良作です。遊びごたえのある雰囲気ゲーを探している人は是非プレイしてみて下さい。iOS版は240円の有料アプリですがAndroidは無料です(ただし広告あり)。