アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツ表現セラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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アーツ・コミュニケーション・ラボ
事務局です。
今日も、
ブログをご覧いただき
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
今までに経験したことがないような
大変な時期を過ごされ、
不安や恐れや怒りなど、
ネガティブな感情をもたれた方も
多いのではないかと思います。
☑これからどうして行こうと迷っている
☑誰かのケアで疲れ果ててしまった
そんな方こそ、
これからの自分に希望を持って、
前向きに進んでいけるような
気持ちになっていただくことが必要です。
今、少しでも、
不安や恐れや怒りがあるという方へ
あなたの中にある叡智や才能に気づき、
それを日常で活かしていくための
きっかけとなるワークショップ
「シャーマン的日常へvol.4
-大地の旅・天空の旅-」を開催いたしました。
集合写真の撮影直前までマスクを着用していただいておりました。
この瞬間だけ、息を止めてマスクを外してくださった方もおられました。
当日は、山口県や北海道など
遠方からもお越しいただき、
「自身の力で自立したい」
「コロナの影響で人との
コミュニケーションがとりにくくなってきた」
「自分自身の身体を取り戻したい」
だけど、
どうすればいいのか、わからない。
という方から
「魔女になりたいと思って参加しました」
「シャーマンになりたくて参加しました」
という方もいらっしゃいました。
臨床ダンスムーブメントセラピストの原キョウコ先生、
アーツ表現セラピストの森すみれ先生の二人が
2017年1月から共同で行っている
ワークショップ「シャーマン的日常へ」は、
ダンス、アート、声など様々なアート表現によって
あなたの内なる可能性を開くことが可能です。
2日間のワークショップを通して、
あなたの中にある叡智や才能に気づき、
それを日常で活かしていくための
きっかけとなるワークショップです。
私たちは日常にいると、
頭ばかり使って、
身体の持つ叡智と
つながることがなかなかできません。
新型コロナウイルス感染拡大防止による
自粛によって、普段と違う生活を過ごすことで
「心身の萎縮」がおこっている人が多い。
だからこそ、
自分の体の変化に気付いて、
取り戻せるような機会を提供したい。
また、
言葉では表現しきれないものがある。
今回は、より、いつもとは違う何かがありそう。
言葉を超えた
コミュニケーションの場を提供したい。
そして、
社会的に用意されてしまった分断によって、
自分の心身も分断されている。
心身の分断に気づく場を提供したい。
最後に人が動かなかったことで、
世界各地の環境がきれいになった。
今までいかに
自然から搾取してきたかに気づき
地球からの恩恵に対して
何ができるのか?
個人の欲望ではなく、
人という種として
100年後の地球に対して、
何ができるのかを考える、
マクロの視点を持つ体験を提供したい。
と原キョウコ先生は事前におっしゃっていました。
当日、先生方は、参加者の方々に、
直接息がかからないように、
十分留意しながら、
ソーシャルディスタンスを保ちながら
身体による動き、イメージ、声や音に委ねて、
アート表現をしていく機会を提供してくださいました。
気持ちよくストレッチをしたり
参加者のみなさんには、
手指の消毒にご協力いただいた上で
息が直接かからないように
マスクを着用し、対面にならないような形で
お互いの背中を丁寧にマッサージをしたり
「愛を感じる」
「温かさを感じた」
「気持ちいい」
という声が聞かれました。
森すみれ先生は、
今、様々な情報が溢れる中、
これからの社会がどうなるのか
見えてこない部分はたくさんあると思います。
しかし、こんな時こそ、
自分自身の身体を信頼すること、
健康に日常を過ごすことが
一番大切なのではないかと思います。
頭ではわかっていても、
不安な方向に色々と考えてしまったり、
ついつい身近な人に
感情をぶつけてしまって・・・、
そんな方のお話も耳に入ってきます。
あるいは、悶々とお一人で
不安を抱えてらっしゃる方も
いらっしゃるかもしれません。
そうならないためには、
自分自身の体としっかりつながって、
今こそ自分自身の内側にある
クリエイティブな部分の力を
引き出していく時なのではないかと思っています。
そして、
自分自身の中から出てきた
クリエイティブなものが
これからの未来の指針になっていき
未来を、自分自身を、そして世界を信頼して
進んでいけるのではないかと思います。
とおっしゃいます。
直接息がかからないように、十分留意しながら、
ソーシャルディスタンスを保ち、
声や音、アートを使った表現の場を提供してくださいました。
様々な表現に合わせて、
音や声を使って、
即興で音楽を奏でられる森すみれ先生。
楽譜は一切なしで、
その場に任せて音や声を出しているそうです。
森すみれ先生の声や音があることで、
参加者のみなさんも
より、自分を表現しやすくなっていかれました。
シェアの時間も対面にならないような工夫をし、
それぞれの絵について、シェアをしました。
2日目の7月5日は満月だったので、
瞑想をしたあとに、それぞれの満月を描き、
14名の満月が、宇宙に輝いているようでした。
「真ん中の月を合わせると15なんですよ。」
と、森すみれ先生はおっしゃいました。
身体が出したい声を出して身体を自由に動かす体験
このように身体感覚を使うアートは、
直観を磨いたり、創造性を高めることにつながり、
自分の人生のミッションや
本来の自分の望みに気づく助けにもなります。
体、動き、声、イメージなどを扱いながら、
それぞれの参加者の内なるシャーマンを
導き出していきまました。
シャーマンということで、祭壇もつくられていました。
参加者全員でのシェアの時間
参加された方からは、
「心も身体も喜んでいるというのがわかります」
「私、生きてたんだ!っていう生命力を感じられました」
「身体の重みを感じることができました」
「心の傷を感じることができ、
それに気づけたということが本当に良かったです」
「こんなに大地を踏みしめたのは、はじめてです」
「表現したいものを表現できて感無量です」
という嬉しいご感想もいただきました。
最後に記念撮影をいたしました。
集合写真撮影直前までマスクを着用していただき、
この瞬間は、
息を止めてマスクを外してくださった方もおられました。
今回のワークショップは、
緊急事態宣言が明けてから、
はじめて対面形式で開催したワークショップで、
先生方や、参加者のみなさまに
感染症防止のための検温、マスクの着用、
手指の消毒、ソーシャルディタンスのご協力を
いただくことで、開催することができました。
ご協力いただきましたみなさま
本当にありがとうございました。
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事務局:吉田