【子どもあるある】から学ぶ成長の証 | 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

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6月7日から
関東は梅雨入りしましたね。


昨日の夕方は兵庫県でも
雷がゴロゴロとなり始め


外の様子を見ていると

真っ暗な曇り空
今にも雨が降り出しそう…


洗濯物を取り入れて


公園で遊んでいる娘を
慌てて迎えに行こうとしたところ


「ただいまー」と


元気な声で
娘がかえってきました。

私の心配をよそに

どうやら
友達同士で
雨が降りそうだからと判断して
早めに遊びを切り上げて


帰ることにしたようです。


小学2年生
そんな風に行動するのは
当たり前のようだけど



いつまでも
遊びに夢中に
なっていないで


お天気をみて
早く帰ろうと判断し
行動できた


ということに
成長を感じました。



今でこそ
こうやって娘の成長を


当たり前だと思わず
ちょっとした出来事でも


大きな成長として
みられるようになり


その成長が嬉しくて
豊かな心で
いられるようになりましたが



まだ娘が小さかった頃は


砂場でドロドロに
なるまで遊んだり
→洋服まで泥だらけ


クレヨンや絵具を使って
ドロドロになるまで
絵を描いたり

→いつになったら終わるの?
と心の声



おまけに
ちょっと目を離した隙に


カーペットや床や壁
そして階段まで

真っ赤なクレヨンで
描いた日には


「なんでこんな事をするの?!」
「あー、もう最悪!!」


と空いた口が
ふさがりませんでした。
(→子どもあるあるでしょうか。)



新築で建てた家
綺麗に住みたかったのに…


まだ
5年もたたないうちに
見事に汚れました。


それに、赤って
ものすごく目立つんです。


そして
凸凹とした
壁紙にまでしっかりと
色が染まってしまい

なかなか汚れが落ちない。


そんな落ちない
汚れを拭きながら

最初は
イライラしていたんです。



だけど



それが
今では、成長の証と
おもえるようになりました。

(ただの子ども
 あるあるで終わらなかったんです。)


では、
なぜ今では一歩引いて
成長の証という視点で
見れるようになったのか。



実は、
子どもが使っていた
クレヨンや絵の具には


子ども自身が
必要とする画材を
自分で選んで


その感覚を味わって

今の自分にとって
必要な事を表現し


健康を保とうとしている



ということが
わかったからなんです。


異常な行動ではなく
むしろ健康的な行動



同じクレヨンを
使っていても


床のような固い
木の上に描いたとき


カーペットの様な
ふわふわとした繊維に
描いたとき


壁紙のような
凸凹した場所に描いたとき


感触が違うということは
想像できますよね。



娘はそれを
色々と試しながら


その感触を味わって
いたんですね。






以前は


子どもの
ぐちゃぐちゃとするのが
許せなかったり



気が付けば
あちこちに描いていて


その度に
イラっとしたり
していたのですが



今この子が
必要としている
画材って何だろう



今こういう状況だから

この画材を使って
いるんだな





といった風に


子どもの表現を
別の視点で見ることができ


子どもの成長を
感じることができ


子育てが
グンと楽になりました。




そんな風に思えるように
なったのは、


子どもが
絵を描くなどの表現するとき



画材には
どんな役割があって


どのように
使い分けたら
良いのかを知ったから




例えば子どもが

お母さんに
構って欲しくても
構ってもらえない時



どんな画材を使えば
感覚が満たされるのか




思考的な画材と
感覚的な画材を



どう使い分ければ良いか


ということを学んだり


震災などの
緊急事態がおきたとき


避難所にいる
子どもたちの表現を
どうとらえて


どんな画材を使えば


子どもたちの
感覚が満たされ
安定することができるのか


といったことや


画材の役割や
画材の使い分けの方法などを



アーツ表現セラピーストの
森すみれ先生に
わかりやすく丁寧に
教えていただいたから。





森すみれ先生は

1995年阪神淡路大震災のあと
子どもを対象とした
ボランティア活動をきっかけに


アート表現による
癒しの力を実感し

20年以上セラピーに
取り組まれてこられました。


1997年から
「子どものアトリエ」を有料で引継ぎ


その後も


画材、素材と芸術表現、
原始宗教と芸術療法、
心身症と芸術療法などの


研究を続け


デリケートな子どもの心のケアや
健やかな成長をサポートする専門家
チャイルドセラピストを育成。


子どもだけにとどまらず


薬剤師としての経験からも、


アート表現は、
薬の代替となること(Art as Medicine )


健康に自分らしく生きるため
自己変容の道具となることを実感し、


総合的なアーツセラピストの
養成講座なども行っている
アーツセラピーの専門家です。


神戸労災病院にて約12年
アトピー性皮膚炎患者を対象に
グループアートセラピーを行い


アトピーと
家族関係についての研究を深めたり

兵庫県立校風高校
カウンセリングルーム&美術室にて、

約8年間3部(夜間部)の高校生に対して、
週1回アートセラピーを行ったり


洛和会ヘルスケアシステム
音羽病院認知症リハビリ病等にて
週に1回グループアートセラピー


洛和会音羽の里(デイサービス)にて、
週に1回グループアートセラピーを行ったり


子どもから高齢者まで
幅広い世代の方々を対象に合わせて


必要な画材や素材を用いて
表現する場を提供することで


健康に自分らしく
生きることができるような
サポートを続けて来られました



この様な場で
アート表現された
ご本人はもちろん



保育園や幼稚園
小学校などで
子どもたちを
サポートしている先生や



高齢者施設の
スタッフの方が


目の前の生徒さんや
患者さんに


どう関わって行けば良いか


使っている
画材や素材から


その人が
どんな心理状況にあるのか
ということを予測したり


ちょっと
視点を変えることで


関わり方が楽になったり
しますよね。




ただ、これって
Aの画材を使ったから
Bのような結果が出る

といった方程式が
あるわけではありません。



そして
画材の感触によって
体がどう反応するのかって


人それぞれなんです。


やはり
それを知って
実践していくには


画材以外の
知識を得たり
研究したり

トレーニングが
必要になってきます。



そもそも自分自身が
たくさんの
画材の感触を知り



どのような
感覚が引き起こされるかを
知っていないと



いつ、
どのタイミングで
どの画材を使えば良いか


ということが
わからないんですよね。


ですから


画材の役割や
使い分けの方法について学ぶ以前に



まずは、
自分で画材にふれて



その感触を味わって


あなた自身と
画材との対話することから
はじめてみる
のが


アート・ダイアログ
「画材との無意識の対話」
です。



画材との無意識の対話
なんて
ちょっと難しそうですが


描く画材によって
描くときの感触が違うので


体はそれを
無意識に反応します。


頭で考えなくても
画材との無意識の対話が
はじまっているのです。


ですので
特に画材の知識がなくても
全然問題ありません。




クレヨン、絵の具各種、
パステル、用紙各種、

スイス製の
水彩クレヨンのような
高級な画材や、


その他マニアックな
画材たちと出会いを通して


あなたの中に
眠っている
創造的な表現に
気づくことができます。



そんな
アート・ダイアログ
「画材との無意識の対話」の募集を
6月14日(金)から開始します。


日程は6月22日(土)です。
(→ちょっと急ですが…
 気になる方は予定を空けておいてください。)


詳しい日時や募集開始のご案内は
6月14日(金)配信のメールマガジン

「ACL通信」を
楽しみにお待ちください。


メールマガジン「ACL通信」は

こちらからご登録いただけます。

 

 

 

 ◆シルビア・ナカッチ来日プログラム2019◆

宝石赤リトリートIN熊野 募集締切

2019年6月1日(土)-4日(火)

会場:飛雪の滝キャンプ場 
三重県南牟婁郡紀宝町浅里1409-1 
JR新宮駅からタクシーで30分 
駐車スペース有り 
https://hisetsu.jp/main/access/ 

 

宝石赤ワークショップIN静岡 満席 → 増席して 満席 募集終了

2019年6月8日(土)、9日(日)

会場:やどきり座(SOZOSYA キネマ館内) 
静岡県静岡市葵区人宿町2丁目6-10 SOZOSYAビル2F 
JR静岡駅 徒歩15分 
駐車場あり 
http://sozosya.co.jp/access ;
 

宝石赤シルビア・ナカッチ歓迎ライブ 募集終了

2019年6月8日(土) 18:00- 

会  場:スノドカフェ七間町 (静岡市葵区七間町7-8 )
電話番号:054-260-6173 

チャージ:1,500円(1ドリンク付き) 

 

宝石赤コンサートIN東京 

2019年6月14日(金) 

会場:Balance 銀座 
JR有楽町駅・東京メトロ丸の内線/日比谷線/銀座線 銀座駅 
銀座駅C8出口よりスグ 
https://bsf-balance.jp/#access ;

参加費:5,000円(税込)べジ弁当付き

宝石赤個人セッション 全て満席

2019年5月30日(木) 西宮 満席

2019年6月1日(土)-4日(火) 熊野  満席

2019年6月6日(木) 神戸 満席

2019年6月7日(金) 西宮 満席

2019年6月13日(木)-15日(土) 千葉 満席

2019年6月16日(日) 千葉 満席

 

■声が自由になる ヨガ・オブ・ボイス定例クラス宝石赤神戸クラス
2019年1月10日(木) 13:30-16:00
2019年2月7日(木) 13:00-16:00
2019年3月21日(木・祝)  10:00-12:30 / 14:00-16:30
2019年4月17日(水) 18:30-21:00
2019年6月19日(水)18:30-21:00

宝石赤京都クラス

2019年1月20日(日) 10:15-12:45


宝石赤東京クラス

2019年1月13日(日)18:00-21:00

2019年4月14日(日)17:30-20:00

2019年1月14日(月) 10:00-12:00

宝石赤ラーガの基本

2019年2月7日(木)18:00-20:00

ヨガ・オブ・ボイスの創始者シルビア・ナカッチの著書
Free Your Voiceの翻訳「声を自由に」歌うことであなたの人生を豊かにする声のヨガ

詳細はこちらから

 

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