アーツ・コミュニケーション・ラボでは
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一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ
代表理事の北尾真理子です。
2月9日(土)
午後2時半~4時半までの2時間
第3回目のアート・ダイアログの
ワークショップが開催されました。
講師は森すみれさんで、
テーマは
「自分のルーツをたどる旅」。
事前準備として、
自分の両親や祖父母、
両親の祖父母など、
わかる範囲で、
自分のルーツを調べてみました。
今の自分の体の中には、
明らかに先祖の血が脈々と
受け継がれているんですよね。
調べてみると、わからないことも多く、
両親や親戚たちが元気だった頃に
もっと色々と話を聞いておけば
よかったなぁと、
ちょっぴり後悔しています。
さすがに両親の祖父母のことについては、
昔、父や母や親戚から、
何度か話をきいたことはあるものの、
実際に会ったこともないわけですし、
私にとっては遠い存在でしかなかったはずでした。
ところが、当日、体験した
いくつかのワークの内の一つで、
会ったことがなくてもよいので、
自分が気になる人を想像して、
絵を描くように言われた時に、
まず、私の脳裏に浮かんだのは、
父の祖母に当たる
「おれん婆さん」と
呼ばれていた人でした。
聞くところによると、
彼女は当時にしては珍しくハイカラな人で、
社交的で、いつも自宅で大勢の来客をもてなし、
社交ダンスを踊ったりしていたそうです。
その時代の人にしては背も高く、
衣装持ちで、
いつもきちっと髪を結いあげている
おしゃれな人だったそうです。
日本人離れした進んだ考え方で、
姉御肌で気前の良い人だったとも聞きました。
私が描いた絵は、
彼女が自宅で若い男子学生さんたちを招き、
ティーパーティーをしている様子と
私を衣裳部屋に案内してくれて、
好きな着物をあげると言われている
シーンの2種類でした。
一度も会ったことがないのに、
なぜ彼女のことを想い、
絵を描いたのか、
私にはわかりません。
親戚の間でも有名だった彼女に対して
ひそかな憧れがあったのかもしれません。
あるいは、もしかしたら、
彼女のDNAが、意外と結構、
私に受け継がれているのかなぁ
という感じもしました。
こんな風に自分のルーツをたどることなんて、
めったにありませんが、
ある程度の時間を取り、
自分の先祖について振り返ってみることも、
今の自分を再認識する上でも
必要なことのように思いました。
そしてもう1つ
すごい事に気が付いたんです!
長くなってしまいましたので
明日続きを書きますね。
北尾真理子
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