アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツ表現セラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
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などを提供していきます。
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一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ
代表理事の北尾真理子です。
1月12日(土)午後2時半~4時半までの2時間
第2回目のアート・ダイアログの
ワークショップが開催されました。
講師は
当法人の理事でもある
アーツ表現セラピストの森すみれです。
テーマは
「子ども時代の自分と出会う」でした。
ワークでは目をつむって、
子どもの頃に
どんどんと戻って行きました。
多分、2~3歳の頃だと思います。
その時に印象に残っている
絵を描くように言われ、
スケッチブックには
1匹のトラ猫を描きました。
当時、飼っていた
なおちゃんという
雄猫と一緒にいる
私がいました。
雄で体は大きいのに、
とてもおとなしい子で、
私が何をしても
絶対に怒らないし、
噛んだり、
ひっかいたりもしませんでした。
赤ちゃんの頃から
ずーっと一緒に
過ごしていたようで、
ベビーベッドの中で
一緒に寝ている写真もあります。
絶対に、
私の顔や体の上には
乗りませんでした。
おとなしい性格のせいで、
いつも近所の野良猫同士の
けんかで負けていたようです。
噛まれた傷から
血を出して帰ってきていました。
でも、
なおちゃんは、
ある日、、、
いつの間にか
帰って来なくなりました。
私がいたずらし過ぎたから、
うちにいるのが
イヤになったのかなぁ…。
参加者同士、
隣の人とペアになり、
子どもの頃に戻ったままで、
そんな話をしました。
その後、
トレーシングペーパーが3枚渡され、
1枚目には
「子どもの頃の印象に残っている風景」を、
2枚目には
「子どもの頃の自分」
3枚目には
「将来の夢を描くように」
と言われました。
何を描いたかについては、
ここでの記載は割愛しますが
3枚のトレーシングペーパーを
全て重ねてみると、、、
あら不思議!
思わぬつながりが発見できて、
おもしろいなぁと思いました。
今でも、子どもの頃のことで、
驚くほどしっかりと、
クリアに覚えていることはありますが、
もちろん、
覚えていないことも多々あります。
でも、今の自分は、
子どもの頃の
自分の延長
だということを考えると、
やはり、
子どもの頃に起きたことが
今の自分を
形成しているわけですから
無視はできませんね。
中には、
心の奥底では覚えているけど
思い出したくないこと、
忘れたふりを
していたいことも
ありますよね。
もしかしたら、
時と場合によっては、
そういうこととも
向き合うことが必要
なんでしょうね。
絵を描くことによって、
そうしやすくなりますね。
アートを通して
自分と対話する
アート・ダイアログ
毎回、
奥が深い学びや気づきがあります。
次回は、
2月9日(土)午後2時半から4時半。
テーマは、『自分のルーツをたどる旅』。
詳しくはこちらから
正直、
ちょっとコワイような気もするけど、
その場で体験したい
気持ちの方が大なので、
次回も参加しま~す!
お読みいただき
ありがとうございました。
代表理事:北尾真理子