アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツ表現セラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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皆さん、こんにちは
一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ代表理事の北尾真理子です
立春を過ぎてからもとても寒い日もありましたし
地方によっては
大雪の被害に悩まされておられるところも多々ありますが
晴れた日には
日差しの中にどことなく
春の気配を感じるようになってきたなと思っています
皆さん、いかがお過ごしでしょうか
アーツセラピーを社会に広めたいという意志のもと
2014年に
アーツ・コミュニケーション・ラボを一般社団法人化し
活動を進めておりますが
実は私自身
まだ本格的にアーツセラピーを勉強したことはないんですよね
当時、すみれさんが開講されていた
『3日間の速習コース』を受講しただけで
以来、ドラマセラピーやダンスセラピーなど単発的なワークに参加し
勉強する機会はありましたが
まだまだ未知の部分がたくさんあります
そこで今年は
ベーシックコースを受講し
一からじっくり学ばせていただくことにしました!
これからは折に触れ、その体験談をお伝えしていきますね
去る2月9日
初回講座を受講しました
他の受講生の方々に混じり
すみれさんの講義に耳を傾け
時には質問を発し
いくつかのワークも体験しながら
あっと言う間の3時間でした
今日は、そこで体験した
“スクリブル”というワークをした時の発見について
ご紹介したいと思います
私が描いた物体は
釣針と釣りあげられた魚でした
そして、その魚と私との会話を考えながら書き進めてゆくと
その魚は
『お母さん魚の言いつけを守らず、勝手に遠くに来てしまったがために釣られてしまった』
と言うのです
お父さん魚は少し前に釣られていなくなってしまい
今はお母さん魚と二人で暮らしていたようです
かわいそうに思った私は
『じゃあ、今回は逃がしてあげるから、早くお母さんのもとに帰りなさい』
と言いました
そこで、はたと気づいたことがあります
そうなんです!
『やっぱり出たぁ』
なんです!
何が出たのかというと
母と私の関係なんです
うちも母一人子一人
父が他界してから
母の私に対する依存度は並大抵のことではなく
私の頭の中は
常に母の存在が大きく占拠しています
そんな母も、昨年12月から近くのホームに入居し
母と私の間の距離感も
以前よりは遠くなったというものの
つい不憫に思い
時間があれば好物のコロッケを持参したり
毎月2-3回は自宅で外泊させたりと
ケアを続けています
ホームに入居したにもかかわらず
私の負担感はあんまり減っていないように感じ
正直「おかしいな~」と思っていたのですが
実は
私自身が望んでやっていたこと
自分を母のところへ帰していたなんて!
そして、それがまさに今回の“スクリブル”に表れて出た
ってことなんですよね!
こんな風にワークをしてみると
アートという媒体を通して
自分でも、心の片隅でうすうす気づいていたことや
あるいは
自分では全く想像すらしていなかったことが
絵に現れたり
対話の中で出てくる発言に出てきたりと
次から次へと、目からうろこの発見が続出です!
アーツセラピーの威力ってスゴイと思うんですよね・・・!
そのスゴさをまだご存じない方がたくさんいらっしゃいます
それって、ホントに、とってももったいないことだと思います
私はアーツセラピーに出会ってから
まだ4年しか経っていません
数えるほどの体験しかしていませんが
その都度、アーツセラピーの威力に圧倒されています!
ベーシックコースの初回からして既に
「やっぱり出たぁ」の体験続出なので
これから先、受講し続ける中で
私ははたして何回
「やっぱり出たぁ」と叫び続けることになるのでしょうか!?
今からもう
ドキドキ、わくわくしっぱなしです!
アーツ・コミュニケーション・ラボでは
ベーシックコース以外にも
様々なアーツセラピーのワークを体験していただける機会を提供しています
私のように
ドキドキ、わくわくしてみたいと思われる方は
ぜひ、ご連絡ください^^
一緒に、ドキドキ、わくわくしてみましょう!
代表理事 北尾真理子