今に立ち止まらせてくれる芸術

いつも訪れてくださり、ありがとうございます。

何ヵ月も前のことですが、
あるコンサートに行きました。

ハートフルな歌と演奏に場が包まれた、
とても素晴らしい時間でした。

日常の切なさや後悔を表現した歌に、
自分と重ね合わせると、ぐーっときます。



音楽でも絵画でも、芸術は、
今、心に感じていることを捉えて
体を使って表したもの。

自分の内側で起こることを、
逃がさないようにそーっと大切に見つめて、
体によって投影されるものだなと思います。

数字を追ったり、
思考で物事を前へ前へと進めているときには
芸術的活動は難しいのかもしれません。


心の動きには
二度と感じたくないような苦しいものもありますが、
こうして表現されることで、
人間らしさを感じることができます。

苦もあれば、楽もある、そういうものだね。
と、人生をまるまる受け入れられます。


芸術に感情が揺さぶられるのは、
自分の内面を受け入れられるからかな、と思います。
「今」立ち止まって、感じる。
「ある」に気づいて感謝できるのも、
立ち止まった時です。


先日のコンサートでは、
なんだかわからないけど、よく泣きました(笑)
こういう時の涙は、すがすがしくなりますね。





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