⑮【国際芸術祭あいち2022】ひとり旅  ~一宮その4→尾西その1〜 | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

(つづき)

 

 

旧一宮市立中央看護専門学校の会場を出てすぐの

 

次の会場へ。

 

 

 

一宮市スケート場

 

 

 

 

 

2022年3月に営業に幕を閉じたばかりの

スケート場です。

設立は1965年ですから

およそ60年間の営業。

 

 

 

 

 

 

「道化師」

 アンネ・イムホフ

 

 

 

 

 

太陽光まぶしい外の暑さが

 

一瞬にして

 

幻に。

 

 

 

 

 

そこにあるのは

 

青く暗く寂寥とした世界

 

 

言葉が失われていきます

 

 

 

 

image

 

 

氷を張るためのパイプが

リンク一面にむき出しとなり

ささくれだった風景に

圧倒され

 

 

 

パフォーマンス映像の

大音量で流れる重低音の振動が

全身に打ちつけてきて

思考が完全に停止します


 

 

 

 

 

リンクの外周の通路を

 

わずかな明かりをもとに

歩きながら

 

呆然と

ただ茫然と

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてのにぎわい

スケート場の歓声が

 

無人となった高い天井に吸い込まれたまま

見下ろしているような

 

 

 

青い暗闇の中

映像音にかき消されることなく

私を見下ろしているような気がして

 

 

 

 

青い世界にやられてしまう・・・

 

 

 

 

 

 

 

しばしその世界に沈殿した後

会場を出れば

 

外界とのギャップが激しすぎて

くらくら

 

 

青い空

暑い陽射し

蝉の声

その中を少し歩いて

 

 

大宮公園

 

バリー・マッギー

バリー・マッギー

 

 

 

 

 

公園の隅の小さな物置小屋

 

気づかれないように

そっと

しかし存在感を放ちながら

 

 

 

 

 

 

さあさあ

 

これからバスに乗って

すこし離れた会場を回らなければなりません。「

 

 

ああ忙しいあせる

昼食抜きで動きます

 

 

尾西エリア

13:46

名鉄バス一宮駅→馬引西 (200円)

 

 

 

国島株式会社

 

 

 

 

 

ちょっと

わかりにくくてドキドキしました。

 

 

 

 

 

 

ひと気のない工場敷地内を行くと

 

 

曹斐(ツァオ・フェイ)

 「新星」

 

 

レトロな映画館を模した空間。

 

疲れた体をゆっくり座って休みつつ・・・

 

 

 

しかし

1時間半の映像作品あせる

 

 

観たかったけど

閉場までにあと3会場を

バスで回らなければならない旅行者としては

 

無理・・・えーん

 

 

「人間を最新のテクノロジーによってデジタル信号に変換するという国際的な極秘プロジェクトに携わる、

コンピュータ科学者の物語。

(中略)最終的に息子を実験台にした結果、その青年はサイバースペースで行方不明に。

現実と虚像の中間を漂いながら、過去・現在・未来を往還し続ける亡霊のような存在となった息子は、

決して戻ることができない現実を前に逡巡します」

(あいち2022HPより)

 

 

 

 

風がカーテンを優しく揺らす

この暗い空間が心地よく

 

ずっと座っていたかった。

 

 

 

 

さあ、

次の会場へ行くために

バス停に戻ります馬馬馬

 

 

 

(つづく)

 

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