⑫【国際芸術祭あいち2022】ひとり旅  ~一宮その1〜 | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

すは(つづき)

 

 

疲労感が蓄積してきましたよ・・・

 

この日の名古屋モーニングは

「ハセ珈琲店」さんで小倉トーストCセットを。(650円)

 「ハセ珈琲店」モーニングブログ

 

 

 

さて、

一宮会場へ向けて出発します。

名鉄名古屋→名鉄一宮(380円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅から銀座通りを歩き、

一宮市本町商店街に出ます。

 

 

 

アーケード商店街には

学生さんたちの制作した様々な旗が

 

 

 

まだ10時の人通りの少ない通りですが

お祭り気分で

いいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

オリナス一宮

 

この会場は大正13年、

旧名古屋銀行として建てられた重厚な建物。

 

 

 

 

 


 

光を遮断された

聖堂のように厳かな空間です。

 

 

「Fountain of Life」

奈良美智

 

 

 

 

白い壁の小窓をのぞけば

天国?

天使?

 

 

 

 

遠くからそっと響いてくる

水滴の音。

白くすべやかなこどもの頬から

神々しく流れる涙。

 

その涙を受け止めるような

大きなコーヒーカップ。

 

 

 

 

 

天井から柔らかな日差しが注がれています。

 

ガラスの向こうは閉ざされた無菌室のようです。

 

いいえ、

むしろこちらのほうが不自由にも閉ざされた異空間で

あちらが

真に解放されているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

あなたたちはなぜそんなに静かに悲しんでいるの?

 

いいえ、

私たちはなぜこんなにもあなたを悲しませるの?

 

 

人生は喜びと悲しみの積み重ね。

私たちはそれを飲みながら

味わいながら生きていくのですね。

 

 

 

「Miss Moonlight]

 奈良美智

 

 

 

 

 

 

若草色の空間に

目を閉じる少女像・

ここにいると

すべてを許さねばならないような気持ちになる。

そして

ずっと眠っていたくなる。

 

ここにきて

はじめて奈良美智作品を好きになりました(懺悔)

 

 

 

 

 

オリナス一宮の脇を抜けていくと

 

 

「無題(つむぎロード)」

バリー・マギー

 

 

 

公衆トイレの壁面に描かれた

作品。

 

 

 

エネルギッシュで

夏の太陽がよく似合う。

 

 

 

 

 

 

 

この作品の先に

 

一宮市役所

 

 

エントランスに作品がありました。

 

 

 

 

 

「白維」

 真田岳彦

 

image

 

 

見上げて、

ため息・・・

 

 

英国の羊毛を使い

およそ300人のプロジェクト参加者たちとより合わせた作品。

 

一宮は毛織物の街。

超細番手の獣毛繊維の生地づくりでは世界最高レベルだそうです。

 

 

30

 

 

 

 

多くの人の手により

深いエネルギーが込められた羊毛の固まりは

 

まるで樹齢を重ねた古木のよう

その中心から壁や天井に向けて

羊毛の柔らかな命の線が放射されます

 

強さと温かさ

 

 

 


 

自動ドアが開くたびに

その糸たちがかすかに揺らぎます。

 

目に見えない葉擦れのような

 

私は森にいるような気持ちになって

じっと見上げていました。

 

(つづく)

 

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