根元、中間、毛先で染まりが違うのはなぜ? | 美容師 佐々木祐司 〜外国人風を日本人に似合わせる〜

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根元と毛先で染まり具合が
違うのはなぜ?





というご質問をいただいたので
軽く説明します(^_^)






今回のケースは市販で
売られているカラー剤で
一種類の薬剤で染めた場合です。







市販カラーで起こりやすいのがムラ






そのムラになる原因の
一つがダメージの差なんです。






髪は根元、中間、毛先で
ダメージ具合が違うケースが
ほとんど。





大体は毛先にいくにつれて
傷んでいます






そこに同じカラー剤を時間差なく
塗布するとどうなるか?






ダメージの多い毛先に色が浸透
しやすく、根元1センチが明るくなる
ことが多いでしょう






根元は頭皮の温度の影響を
受けやすく明るくなりやすい
んです。






カラー剤は温めるとそのブリーチ力は
あがります。






だから頭皮に近い部分は明るく
なりやすいんですね。






そして、毛先に色味が入って
しまうのはダメージが多いから






ダメージが多い部分は、薬剤が
浸透しやすく、染まりやすいのです。






だから僕ら美容師は
市販で染めているカラーを
みると気づいてしまいます。





ダメージとカラーの関係については
また詳しく書きたいと思います!