「お父さんの仕事」
私の夫は、百貨店のパン屋さんに勤務している。
そのため、お正月、ゴールデンウィーク、お盆・・・
一般的に連休とされる日は、お店も忙しく、休みを取れることはめったにない。
それは、結婚前から分かっていた事なので、私は夫を責めた事は一度もない。
4歳になる息子が聞いてきた。
「どうして、パパはおうちにいないの?」
私は、夫の仕事について、息子に話をした。
「私たちが何かを買ったり、ごはんを食べたり、いつでも出来るのは、一生懸命働いてくれる人がいるからなんだよ。
パパもその中の1人なんだよ。」
それでも、納得していなさそうな息子を夫の働いているパン屋さんに連れて行った。
私達には気付かないくらい、とても忙しそうで、そして、働く夫はとても生き生きとしていた。
「すごいね!お父さんが作ったパンをたくさんの人が買ってくれているね!」
息子にそう話をするが、息子はだまったままだった。
ある日、夫宛てに手紙が届いた。
差出人は、なんと息子からだった。
そこには、こう書かれていた。
「ぼくはおおきくなったら、ぱんやさんになりたいです。」
その横には、笑顔で夫とパンを作る絵が添えてあった。
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素敵なはなしですね☆
ヒトはキラキラした人に憧れる!!
キラキラしよう☆