
TAYAではたまに人事の松本さんという方から素敵な話の載っている文が送られてくるのです。
でっ!!
この奇跡のリンゴのメールは2か月ほど前に来たものなんですが、
昨日休みで本屋い行って適当に手にとって見てたら、
この本を見つけたのです!!
ぼくは迷わず買いました!!
そして、昨日いっきに読んじゃいました!!!
『奇跡のリンゴ』
白金台にあるレストラン「シェ・イグチ」は半年先まで予約でいっぱいだそうです。
その店の看板メニューのひとつが「木村さんのリンゴのスープ」
そのリンゴが青森の木村秋則さんがつくる奇跡のリンゴとよばれるものなのです。
リンゴの木は害虫などとても弱く、農薬を使わないでリンゴを収穫することはできません!
それはリンゴを作る農家だったら常識なんてもんじゃないくらいあたりまえのことで、
「農薬も肥料も使わずに、たわわにリンゴを実らせる」ということは、
いまなお不可能であるという専門家は少なくないそうです!
その不可能を可能にしたのがきむらさんです!!
噛むとパリンと音がしそうなほどしっかりとした歯ごたえ。強烈な甘みと酸味。
まさに樹の実とよぶにふさわしい野生の味!!
このリンゴは二つに割って2年おいても腐らなかったらしいです!!
腐る前に水分だけが無くなってかれるらしいです!!
無農薬、無肥料にこだわった8年間、りんごは育たないだけでなく、一本、二本と木が枯れていき、
経済的にも行き詰まり、冬は都会へ出稼ぎへでてホームレス生活、夜はキャバレーで呼び込みなどをして働いてなんとか食いつなぎ、3人の子供は1個の消しゴムを3等分してつかうなど、どん底で死をも覚悟したらしいです。
なぜ農薬や肥料を使わずにリンゴが実るのか、科学的にはまだ解明されてないそうです。
木村さんの畑には、多くの虫が息づき、蛙が卵を産み、鳥がさえずる、本当に気持ちのいい場所だそうです。
リンゴにとってもきっと同じなのでしょう。
それは人も一緒で、気持ちのいい環境でこそ、のびのびと力を発揮することができ、仲間からエネルギーをもらって人は成長していきます。
木村さんはこう言いました。
「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きてるわけではない。周りの自然の中で生かされている生き物なんだ。人間もそうなんだよ、人間はそのことを忘れてしまって、自分ひとりで生きていると思っている」
考えさせられました!
僕は最近上の方とよくお話をしますが、自分ひとりで生きてると思っているわけではないけど、前ほど素直にアドバイスを聞き入れるのがうまくなくなった気がします。自分の考えを持つのは悪いとは思わないけど、せっかくいただいたアドバイスをしっかり自分なりにくみ取らないと自分の成長は止まってしまうだろうな、、、、
何かを成すためには、経験や知識を積み重ねる必要があります。けれど真に新しい何かに挑むとき、最大の壁になるのはその経験や知識だそうです。
木村さんはひとつ失敗するたびに、ひとつの常識を捨てた。そうして無垢の心でリンゴの木をながめられるようになったそうです。
木村さんの言葉です。
ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う
本当に素晴らしい本だった!!!!!!!!!!!!!!!!