抜粋)
韓国。ソウル市を流れる漢江(ハンガン)にかかる麻浦大橋(マポテギョ)では、2003年から2011年の8年間で、実に1090人が飛び降りて亡くなっている。ソウル市内ではこの橋を「死の橋」と呼んでいるという。



そこでソウル市は、広告代理店とサムスン生命の2社と共同で対策を講じ、麻浦大橋での自殺者を77パーセント減らすことに成功したという。その方法とは、歩行者に問いかけるように表示される温かい思いや希望が込められたメッセージだった。

橋の手すりに現れるのは、「あなたを愛しています」「一緒に歩きましょう」「不安そうですが、大丈夫ですか?」「あなたの子どものために」「明日の太陽は必ず昇ります」「食事をとりましたか?」「会いたい人に会いに行きませんか」「最高のものはまだ訪れていませんよ」「どんな父親として覚えていてもらいたいですか」「まだ起きていないことがたくさんあるのです」「あなたのお母さん」など、心理学者と自殺防止の専門家が監修したメッセージの数々。

じゃ

スタート!!