今日は「売れフェス」を観てきたので、売れる売れないの問題について考えてみましょう。
もちろん、僕は過去役者を目指してオーディション受けてた時も、自分達の劇団を立ち上げてパフォーマンス集団として活動していた時も「売れた」ことはないので、あくまでも「考察」です笑

売れたと言う状態ってなんでしょう?
1.音楽だけで食べていけることでしょうか?
2.使い切れないほどのギャラをいただけるようになった状態でしょうか?
3.CDあるいはデジタルでの売上が数十万枚以上売れたことでしょうか?
多分、どれもそうなんでしょうが、ちょっと考えてみましょう。

1.事務所から給料が出るようになれば、これはクリア出来てるようですが、これではないようです。
2.お笑い芸人とかならこれで良いのでしょうが、ミュージシャンはこれなのでしょうか?
たまにいますけどね(⌒-⌒; )
3.多分これがそうなのでしょう。

つまり、不特定多数に自分の曲に対してお金を出してもらうことが売れると言うことなら、不特定多数に受けるパフォーマンスをすることが寛容。
けど、ミュージシャンと言うのは、やはり好みやキャラがあって、そこ(売れた状態)に行くにはある程度自分を殺す必要がどこかで出てくる。
そこの「殺す」と言うのは、「今までのキャラを抑えて、一段上に行く曲を作る」か、「自分の武器と思っている(思い込んでいる)キャラや好みを曲げる」の2パターンがありますね。
どちらも今までの自分やファンを無くす恐れがあるので、中々踏み切れないものです。
けど、事務所もレコード会社もビジネスなので、テコ入れを迫ってきたり、逆にその決断を鈍らせたり。
ファンも自分の好みから離れて欲しくないから色々と言ったり、まあ色々とあるんですよね(⌒-⌒; )

これが本当に難しい。
そんなに小室哲哉とかつんくとか秋元康みたいに売れる曲ばかり作れるわけではないので、ここぞと言う時に流れを作って読んで、これだ!と言うのを世に投入しなくてはいけない。
前よりもインディーズとかでも、YouTubeや初音ミクとかでブレイクしやすい時代ですが、今まで名曲と呼ばれる曲に売れやすいメロディーが使われまくってて、オリジナルを作るのが相当難しい。

そこで、「殺さず」自分のキャラと芸風(曲風)で貫き通すと言うのは、今の時代、意外と必要なんだろうなーとも思う。
とまあ、色々ごちゃごちゃと書きましたが、実はね、それなりに食えてるのであれば「売れてる」と言えると思ってるんですけどね^_^
売れフェスの感想は書かずに、終了笑