8月4日の日経に「『外国人』に不安なあなたえ」と云うタイトルの論文が記載されていた。余りにも酷い内容なので、汚い言葉で罵倒したい。何をウソばかり書いているのだと...。マスメディアがこの様なウソを垂れ流すから、世の中が分断されるのである。

 

この記事には、「日本で働く外国人が増えている主因は、人口減少と少子高齢化」、そして「労働人口は急速に縮小している」と書いている。まずこの記載にウソがある。

正式な統計データを見ると、過去40年間、労働人口は増えている。これは一見不思議に思えるだろうが、カラクリは単純で、①定年が60歳から65歳以上になってきている、②定年後も働く人が増えている、③女性の社会進出が増えている、の3つの要因によるモノである。

確かに少子高齢化になっている事は間違いないが、この程度の調査をせずに論文を書く記者は、とっとと記者を辞めて頂きたい。
 

それからこの論文の冒頭に、この記者は「外国人の力を借りずに日本はやっていけない」と書いている。この様な事をのたまう人間は、国家論や道徳心のない輩が頻繁に発言しているが、外国人は日本人の為に働いて欲しいと云う、誠に身勝手な考えである事に気が付いて欲しい。外国人を受け入れる事が一見心が広い人の意見の様に言ってくるが、実は外国人の人権など全く考えていない人達である。

そしてこの様な事を言う輩の本心は、日本の国益など考えておらず、グローバライゼーションの手先になって動いている輩である。外国人を受け入れすぎると、社会との調和が崩れてしまう事はヨーロッパでは実証済みなのだが、この記事には「社会との調和は急務に」と云う、お花畑の意見を書いている。言葉や文化を共有できない人達が共存する事がどれ程難しい事かを知らないこの記者、もう一度勉強しなおしてから社会に出てきて欲しい。