A&Cギャラリーです。
しみじみとありがたいな
じわじわと嬉しいな
昨日からそんな出会いが重なって
ここに居させてもらってよかったなとあらためて思っています。
そして、滅多に出会えないアンティークの青にも出会いました。
幻の青と言われるように滅多に出会えないFlow Blue
実は、偶然が生み出した傑作ならぬ失敗作だったのです。
1820年代、イギリスのスタッフォードシャーにあった窯でコバルトを顔料に使ったブルー&ホワイトが作られていた時のこと。
コバルトは成分が不安定なことや、当時は窯の温度管理が不十分だったことで
白地に青が流れて滲んだことからできたそうです。
意図せずできたものなので、もちろん同じものはありません。
イギリスでは失敗作の扱いでしたが、アメリカではとても人気が出て、ほとんどがアメリカに輸出されたそうです。
のちにイギリスでも人気が出たのですが、イギリス国内にはあまり残っておらず
ほぼ出会うことがない幻となってしまったという、、、。
初めてフローブルーに出会ったときは、こういう製法があるのだと思って
ただただ綺麗だなあと眺めていました。
何ごとにも失敗なんてないということですね。
バックスタンプがありません。
イギリスでは1891年に窯印とENGLANDを印さなければいけないと法で定められました。
それまではセットのうちのひとつだけに窯印を押すというような感じの会社もたくさんあったようです。
バックスタンプのないこのお皿は1891年以前のアンティークということです。
小さい方のお皿に一か所カケがあります。
状態
おおむね綺麗ですが、貫入があるのと小さい方に1ヵ所カケがあります。
サイズ
大きい方 25㎝
小さい方 20㎝
価格
大きい方 税込4600円
小さい方 税込2000円 カケがありますのでお安くしました
今日もフレスコアートを一枚。
フローブルーとは真逆な雰囲気のパウルクレーです。
トリオという1923年の作品です。
三重奏、、、こんなふうに描いてもちゃんと楽器ってわかるのがすごいなと思ってみています。
クレーは天才やねんと自分につっこみながら。
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