女神さまの小説サイトにお邪魔するようになってから、ひと月のあいだに『ロミオとシンデレラ』(以下『ロミシン』)がUPされました。


切なさを心に抱えたまま、次の話がUPされることを心待ちにして日々。


「最後はハッピーエンド」という女神さまの言葉を信じてはいたけれど、更新される度に切なくて胸が締め付けられて涙してしまう(T_T)


途中、予定されていた更新日よりも少し早くUPしてくださったのは本当に有り難かった・・・


ということで(←えっ、どういうこと?)・・・『ロミシン』について少し(笑)




想いが叶い結ばれた2人。


全てをさらけ出すには、まだ知らないことが多くて躊躇ってしまう。


些細な事が気になって疑心暗鬼になってしまう。


葛藤を繰り返し、暴走した想いをぶつけ合いながらも絆を深めていった2人。


そんな2人の前に立ちふさがる大きな試練。


仕事とはいえ、好きな人が別の人と仲睦まじくしている。


手を伸ばせばすぐ傍にいるのに近づけない。


味方だと思っていたメンバーでさえも2人でいる事を禁じる。


求める思いが強くなり、体と心が蝕まれてゆく。


好きな人を助けるために悪者になるんだ・・・


『好き』が『愛してる』に変わっていく。


愛する人を失いたくないから我慢し、愛する人を救う為に行動する。


互いを想い合う姿を知り、周りは2人を引き離すことは輝きを無くしてしまうことだと気付く。



女神さまの言葉通り、最後はハッピーエンドだったけれど・・・


最後まで涙してしまうお話だったしょぼん


2人の心の機微が丁寧に描かれているから、玉に寄り添えば玉の辛さで、たいぴーに寄り添えばたいぴーの辛さで心が侵されていく。


物語に入り込めばその分だけ想いがシンクロしてしまう。


切なさMAXの時は読むのが辛いと感じる事があったけれど、不意に思い出して読んでは涙しながらも2人の愛を確認しちゃうあせる


それまで感じていた玉とたいぴーの想いの深さ・温度差というものが無くなって、同じだけ深く熱い想いになったお話だった。




最後にいい仕事をした宏子。


でも、そこはミツのする事だから残念な部分があった・・・


残念なミツ(←何故か気になる)


だけど2人(特に玉)にとっては信頼できる味方。


そんなミツに「誰かいい人(第一候補は宮恋の矢)を」と、切に思い始めたお話でもあったな(笑)