支援される皆さんへ

熊本、大分地震の復興活動を迅速に行うために、「寄付金」と「義援金」と「支援金」の違いを理解しておきましょう

■「寄付金」とは・・被災者支援活動をする団体(主にNPOや自治体)へのお金。このお金は公共道路や湾岸の復旧支援事業のために使用されることが多い。

■「義援金」とは・・被災者に直接渡されるお金。しかし、平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される。

■「支援金」とは・・被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。

日本では、「義援金」の受付窓口の役割を日本赤十字社が担うことが多い。
「義援金」は平等に届けなくてはいけないため、事故被害調査の時間を要する。
「東日本大震災で被災者が一番困っている時に義援金は支払われなかった。せめて義援金の1割でいいからNPOに回せばすぐに役立った」と語るのは、NPO市民福祉団体全国協議会の田中尚輝専務理事である。

寄付する時にどこに支援することが最適なのかを考えることも、復興のスピードを左右する。