3月28日(日)17:20〜【必見!大感動プログラム】 | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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アップリンク吉祥寺の

「帰ってきたチェコアニメ映画祭」

~語り継がれるべき詩とファンタジーの世界~

3月19日(金)~4月1日(木)

リンクjoji.uplink.co.jp

↑現在、29日(月)までのチケットを販売しております!

 

 

劇場では素敵なアマールカやクルテク、チャペックのグッズ、

絵本、DVDを販売しております!

 

また

来場者プレゼントとして

チェコアニメのポストカードをプレゼントいたします!

 

 

いよいよ明日は

大感動作品ばかりのプログラムの上映です!

 

心が洗われる1日になります!

 

☆3月28日(日)17:20〜【必見!大感動プログラム】(計80分)

 

日本中の全ての皆さまにご覧いただきたい

心が熱くなる大感動作品ばかり集めました!

これぞチェコアニメのベストオブベスト!

 

 

 

1.けしのみ太郎~思いがけないプレゼント~(1979年/7分)
美術 ヨゼフ・パレチェク

チェコアニメは”優しさ”と”思いやり”にあふれたお話が
多いのですが、
このシリーズは、特に”家族の安心感”がいっぱいです。

貧しいおじいさんとおばあさんのもとで
すくすく育つ”けしのみ太郎”のお話です。

  

おじいさんはおばあさんは、

お鍋とネコ外何も持っていない

老夫婦なのですが、

パレチェクの絵で描かれると

一切の貧しさが感じられず、

豊かさと幸福感が伝わってきます。 


 

 

クリスマスイブ、

お互いへの優しさと

思いやりを決して忘れないおじいさんとおばあさんのもとに

奇跡が起こります。

 

鉢に植えたけしの実から

何やら泣き声が…

 

 

 男の子です!

大喜びのおじいさんとおばあさん。

 

貧しい老夫婦のもとに生まれた

”けしのみ太郎”ですが、

その表情は安心感でいっぱいです。

 

 

2.けしのみ太郎~ゆかいな子守唄~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

 

けしから生まれた

けしのみ太郎…

おじいさんとおばあさんのもとで

すくすく育ちます。

 

寝ている太郎を

 

 揺らします。

ゆりかごのつもりなんでしょうね…。

でも…

太郎は迷惑そう…


あーあ、泣き出してしまいました。

…大丈夫かな?

 

3.けしのみ太郎~ヨチヨチ歩きの先生はだれ?~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク   

 

 

少し大きくなった太郎。

 

 

おじいさんは歩き方を教えようとしますが…


立てるかな?

 

 

転んでしまいました。

頑張れ頑張れ

ゆっくり成長しましょう(笑)

 

 

4.山賊の話(1964年/14分)

作 カレル・チャペック 画 ヨゼフ・チャペック

 

チャペック兄弟の描いた

子供の教育と成長がとてもコミカルに

描かれたお話… 

 

冷血で無慈悲な山賊は

その地方に住む住民を震え上がらせていました。

  

しかし、自分の息子には

血なまぐさいことはさせず、

教養を身に着けさせようと思いました。

山賊は、息子を修道院に預け

 

高い教養を身につけさせました。

でも、結局

息子は山賊を継ぐことに…

 

高い教養と礼儀を身につけた山賊って…。

 

息子の前途多難な

山賊人生が始まります。

 

優しく見守ってあげて下さい。

 

 

 

5.魔法の果樹園(1982年/15分)

監督 リブシェ・パレチコヴァー 美術 ヨゼフ・パレチェク

 

私の大好きな作品で、

この作品を観てから、

”チェコアニメ”を日本の伝える意味を

強く感じたお話です。

 

世の中、大きなストレスを

みなさま抱えてらっしゃると思いますが、

ストレスの要因として、

”人間関係”が大きいと思います。

 

「魔法の果樹園」は、

貧しくて、困難を抱えた

人たちが、それでも、

人を疑いもせず、恨むこともせず、

思いやりを持って生きていくお話です。

 

この作品を初めて見たとき、

人間関係でストレスを抱えておりまして、

最初、斜に構えて見ていたのですが、

作品が終わるころには、

心が洗われておりました。

 

”人を信じよう”と思わす、というより

”信じることが素晴らしいな”と

思わす作品です。

 


草原に農民の親子と…

羊飼いの親子が住んでいました。

 

両家族とも仲が良く、

農民の娘と羊飼いの息子は愛し合っていました。


でも、干ばつで作物は枯れ、

軍隊に羊毛は奪われ

未来も希望もない毎日です。

 

でも、両家族は、お互い、助け合い、分け合い、

毎日を送っていました。

 

パレチェクの作品は、どんなに貧しいバックボーンでも

悲惨さを感じません。

生きる息吹が伝わります。

 

 

 

ある日、羊飼いは畑で何か見つけました。

 

 

金貨のいっぱい入った瓶です。

 

 

果樹の苗を買って、

潤いいっぱいの果樹園を作ろう、という

ことになりました。

 

 

若者は代表して、

果樹の苗を買いに市場に行きました。

しかし、若者は鳥かごに入れられた美しい鳥を見ました。

きれいなのに閉じ込められた鳥に同情した

若者は、


 

 彼は

独断で金貨を使いました。

 

このあとの家族の反応は?

パレチェクの描く太陽が

燃え上がります…。

 

 

6.月のおはなし(1958年/14分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

 

氷の結晶を使ったのようなアニメです。

 

月からやってきた氷の妖精…

絵の中に住む女の子と出会います。

絵の中で

さみしそうにしている女の子を

月の妖精は外の世界に連れ出します。

 

”氷の世界”と”絵の具の色彩の世界”

 

小さな恋のお話…

 

でも、ラストは

悲しく切ない結末が待っています…

 

初めてご覧になられる方は

見たこともない映像に

驚かれると思います。

 

何の経験もないところから

スタートしたチェコアニメ…

数々の大きなチャレンジが

大きな栄光を産み出してきました。

 

ミレルもまた

大きなチャレンジを

続けました。

 

類まれな才能が

取り組んだ

奇跡の名作です。

 

 

 

7.イモムシくんは大スター(1967年/16分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

 

クルテクの作者ズデニェック・ミレルの作品です。

 

私は、これまで

700本ぐらいのチェコアニメを見てきましたが、

私の中のベスト5に入る作品です。

男の子がハーモニカを吹くと…

 

 

なんとイモムシくんが踊ります!

 

それを見た紳士が

イモムシくんをメディアに売り込むと

イモムシくんは

瞬く前に大スターになるのです!

 

でも、イモムシくんが

どんなにスターになっても

少年とイモムシくんの

友情は変わりません。

 

でも、別れの日が

やってきます。

 

そのときの少年の表情に

誰もが心打たれます。

 

心の底から感動するお話ばかり

集めたプログラム!

 

 

☆3月28日(日)17:20〜【必見!大感動プログラム】(計80分)

日本中の全ての皆さまにご覧いただきたい大感動作品集!

1.けしのみ太郎~思いがけないプレゼント~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

2.けしのみ太郎~ゆかいな子守唄~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

3.けしのみ太郎~ヨチヨチ歩きの先生はだれ?~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

4.山賊の話(1964年/14分)

作 カレル・チャペック 画 ヨゼフ・チャペック

5.魔法の果樹園(1982年/15分)

監督 リブシェ・パレチコヴァー 美術 ヨゼフ・パレチェク

6.月のおはなし(1958年/14分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

7.イモムシくんは大スター(1967年/16分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

 

 

☆3月29日(月)17:20〜【春の訪れを感じるプログラム】(計72分)

優しくて、楽しくて、少し切なくて、美しい作品ばかりを集めたプログラム…。

1.    けしのみ太郎~大空の大冒険~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

2.    けしのみ太郎~忘れっぽいおじいさんグモ~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

3.    アマールカ~森番をやっつけた日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

4.    アマールカ~子羊を助けた日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

5.カシュパーレクとホンザ~魔法使い、ババヤガの話~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

6.カシュパーレクとホンザ~おっちょこちょいな泥棒の話~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

7.    コオロギくんとめんどり(1979年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

8.    コオロギくんとチューバ(1979年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

9.    長い長いお医者さんの話(1963年/18分)

作 カレル・チャペック 絵 ヨゼフ・チャペック

 

☆3月30日(火)17:05〜【グッドドリーミング・プログラム】(計73分)

夢の中で会いたくなるキュートなキャラクターばかり登場します。

1.知りたがりワンちゃんとハチミツ(1960年/10分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

2.くいしんぼうのスズメ(1962年/10分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

3.こねこのいたずら(1959年/12分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

4.コオロギくんとコントラバス(1979年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

5.けしのみ太郎~しっかりもののマルハナバチ~(1982年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

6.けしのみ太郎~役に立つってどんなこと?~(1982年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

7.アマールカ~小川を作った日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

8.アマールカ~大男にプロポーズされた日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

9.アマールカ~王様になった日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

 

☆3月31日(水)17:10〜【21世記の大傑作「屋根裏のポムネンカ」】(計80分)

チェコの人形アニメの集大成「屋根裏のポムネンカ」の吹替上映。

“チェコアニメ最後の巨匠”バルタの21世紀の世界観!

1.屋根裏のポムネンカ(吹替)(2009年/79分)

監督・美術イジー・バルタ

 

☆4月1日(木)16:35〜【シュヴァンクマイエル最大のホラー「ルナシー」】(計123分)

見れば必ず元気を失くします…。明日、仕事のある方は見ないでください…。

1.ルナシー(2005年/123分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル