3月23日(火)16:15〜【背筋が凍るホラー・プログラム】 | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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チェコアニメのキャラクターたちを中心にチェコの絵本などを紹介しているチェコ・チェコランドのイベント・商品情報ブログです。

 

 

 

アップリンク吉祥寺の

「帰ってきたチェコアニメ映画祭」

~語り継がれるべき詩とファンタジーの世界~

3月19日(金)~4月1日(木)

リンクjoji.uplink.co.jp

↑現在、24日(水)までのチケットを販売しております!

 

 

劇場では素敵なアマールカやクルテク、チャペックのグッズ、

絵本、DVDを販売しております!

 

また明日より

来場者プレゼントとして

チェコアニメのポストカードをプレゼントいたします!

 

 

 

 

明日3月23日(火)は

とっても怖い作品ばかりのプログラム…。

 

☆3月23日(火)16:15〜【背筋が凍るホラー・プログラム】(計72分)

“シュール&ホラー”…。
今宵だけは“リアルな恐怖”を
ご体験ください…。

注目のプログラム!


1.劣等感(1981年/11分)
美術 アドルフ・ボルン

”シュールアニメの旗手”アドルフ・ボルンの

かなり久々の上映のアニメ…

 

関係性が微妙な夫婦に

飼い犬が関わります…

犬と思って

侮っていると

大変のことになります。

  新聞も読みますし…

 

 

  チェスもします…

 

ここまでですと、

シュールなコメディですが、

ラストにとんでもない展開が

待っています。

 

チェコアニメならではの

”ブラック”に

背筋が凍ります…

 

2.魔女のバイオリン(1988年/8分)

美術 イジー・シャラモウン

 

ある家の朝ごはんは

バイオリンを持って…

 

 

残虐非道な伝説の男、”ドン・ファン”の物語

 

 

街の道路に出て

バイオリンを弾いて

調達します…

 

でも、一体何をどうやって

調達するのでしょうか…?

 

 

 

 

とにかくおいしそうなソーセージが

出来上がりました!

いい匂いに

食欲も増します!

 

いただきまーす!

 

でも、これは…

  

魔女の朝食なのです…  

 

 

3.剣の結末(1967年/4分)

美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

 

チェコアニメの鬼才、

ミロスラフ・シュチェパーネクの描く

超シュールなアニメ

 

突き刺さった剣に

まつわる物語…

 

短い作品ですが、

いろいろ伝わってきます…

 

4.めがね(1964年/11分)

監督・美術 ズデニェック・スメタナ

 

 

チェコの”おやすみアニメ”を

支えたズデニェック・スメタナのアニメ

スメタナの作品は

おしゃれな色彩なのですが、

お話はシュールです…

なぜか

飼い犬の召使のように

メガネの男は

犬のお世話をします。

  

 

どうやら犬は

有名な

”犬のフィギュアスケーター”のようです。

うーん、珍しい設定…

さあ、ここから

少しずつ

シュールと

ホラーの世界になっていきます…

(設定がすでにシュールですが…)

 

5.メディア(2000年/5分)

監督・美術 パヴェル・コウツキー 

 

”シュール”に欠かせないのは

パヴェル・コウツキーの作品。

2000年ベルリン国際映画祭で金熊賞を獲ったこの作品は

”20世紀最後の大傑作”と呼ばれました。

 

”メディア”を新聞(紙)に捉え…

 

 

”メディア”に翻弄される人間を描きます。 

”メディア”は中のように怖い…

 

 

発想、着眼、時代の捉え方、表現力…

全て突出しています!

 

ラスト、かなり怖いです…。

 

6.復讐(1968年/14分)

監督 イジー・ブルデチカ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

 

詩をこよなく愛する青年が…

 

愛する女性を

屈強な男に奪われます…

うらみに思った青年は

悪魔に”魂”を売り…

”悪魔の力”を得ます。

 

 

モノクロを基調として映像ですが…

男の恨みの感情が大きくなると

赤い色で染まります…

 

これそ

”芸術的映像”

 

その効果は

みなまさを

恐怖の底に

お連れすることで

分かると思います…

 

7.ある粉屋の話(1971年/11分)

監督 イジー・ブルデチカ 美術 エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー 

シュヴァンクマイエルの亡き妻

エヴァがシュヴァンクマイエル作品以外で

美術を担当した

珍しい作品。

 

 

ある粉屋の息子が

戦争に行き

何十年も帰ってきませんでした

 

しかし息子は

長い年月を経て

立派な兵隊になって

帰還しました

 

息子は両親を驚かせようと

自分が息子だということを

隠し、兵隊として

「一泊泊まらせてほしい」と

いいました。

 

両親は息子だと気づかず

快く兵隊を泊めました。

 

両親を驚かすことを楽しみに

夢を見る息子…

   

 

でも両親の目に入ったのは

息子が携えていた

金貨た金のベルト…

 

 

”シュヴァンクマイエル作品は

エヴァがあってこそ”と認識できる

物凄い説得力があります。

 

 

8.アッシャー家の崩壊(1980年/15分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

シュヴァンクマイエルのシュールな映像作品は

たびたび検閲の対象になり、

先述の通り、

1973年から1979年まで

映像制作を禁じられました。

 

 

復帰第1作に選んだのは

エドガー・アラン・ポーの原作「アッシャー家の崩壊」

呪われた”アッシャー家”の一族の

最期を描いています。

 

映像は、

泥や

木くずや釘などを

動かすだけ…

 

復帰しても

シュヴァンクマイエルは

作風を変えることはありませんでした。

 

どんな時代であっても

彼は自身の哲学を貫きます。

 

 

↓チケット発売中!

リンクjoji.uplink.co.jp

 

 

≪上映プログラム≫

☆3月23日(火)16:15〜【背筋が凍るホラー・プログラム】(計72分)

チェコアニメ独特の“リアルな恐怖”をご体験ください…。

1.劣等感(1981年/11分)

美術 アドルフ・ボルン

2.魔女のバイオリン(1988年/8分)

美術 イジー・シャラモウン

3.剣の結末(1967年/4分)

美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

4.めがね(1964年/11分)

監督・美術 ズデニェック・スメタナ

5.メディア(2000年/5分)

監督・美術 パヴェル・コウツキー

6.復讐(1968年/14分)

監督 イジー・ブルデチカ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

7.ある粉屋の話(1971年/11分)

監督 イジー・ブルデチカ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

8.アッシャー家の崩壊(1980年/15分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

 

☆3月24日(水)16:15〜【シュヴァンクマイエルのベスト短編プログラム】(計79分)

 “あらゆるオブジェの生命力”が爆発したシュヴァンクマイエルの短編プログラム!

1.棺の家(1966年/10分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

2.ドン・ファン(1972年/33分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

3.対話の可能性(1982年/12分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

4.男のゲーム(1988年/15分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

5.闇・光・闇(1989年/7分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル

6.セルフポートレート(1988年/2分)

監督 ヤン・シュヴァンクマイエル/イジー・バルタ/パヴェル・コウツキー

 

 

☆3月25日(木)16:15〜【シュヴァンクマイエル「悦楽共犯者」】(計83分)

シュヴァンクマイエルのシュールな最高のコメディ! 

1.悦楽共犯者(1996年/83分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル,

 

 ☆3月26日(金)【大爆笑!シュールなコメディ・プログラム】(計72分)

今日だけは大いに笑ってください!巨匠たちのハイクオリティのユーモアセンス!

1.共存(1967年/6分)

監督・美術 ズデニェック・スメタナ

2.おじいさんは40人(1962年/8分)

監督 ヴァーツラフ・ベドジフ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

3.タフなビリーとジャイアント・モスキート(1971年/10分)

監督 ヴァーツラフ・ベドジフ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

4.ジレンマ(1985年/2分)

監督・美術 パヴェル・コウツキー

5.ひとめぼれ(1988年/5分)

監督・美術 パヴェル・コウツキー

6.クロスワード(1988年/5分)

監督・美術 ミハエラ・パヴラートヴァー

7.アイスホッケー(1978年/6分)

監督・美術 ウラジミール・イラーネク

8.オートマティック(1973年/5分)

監督 ヴァーツラフ・ベドジフ 美術 ウラジミール・イラーネク

9.聖火ランナー(1983年/7分)

監督・美術 ウラジミール・イラーネク

10.ナンセンス(1974年/7分)

美術 アドルフ・ボルン

11.妄想癖(1984年/11分)

美術 アドルフ・ボルン

 

 ☆3月27日(土)【可愛さと癒しのプログラム】(計75分)

身も心も癒されたい…。そんなあなたに相応しいプログラム…。

1.かばのティリーネック(1977年/11分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

2.けしのみ太郎~楽しいおしゃべり~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

3.けしのみ太郎~おじいさんとABC~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

4.ネコのお絵描き(1960年/13分)

監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

5.知りたがりワンちゃんとこいぬ(1960年/11分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

6.コオロギくんとクモ(1978年/5分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

7.コオロギくんとエンジン(1978年/5分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

8.コオロギくんとのこぎり(1978年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

9、こいぬとこねこはいつも一緒~初めて床を洗ったお話~(10分)

作・絵 ヨゼフ・チャペック

 

☆3月28日(日)【必見!大感動プログラム】(計80分)

日本中の全ての皆さまにご覧いただきたい大感動作品集!

1.けしのみ太郎~思いがけないプレゼント~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

2.けしのみ太郎~ゆかいな子守唄~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

3.けしのみ太郎~ヨチヨチ歩きの先生はだれ?~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

4.山賊の話(1964年/14分)

作 カレル・チャペック 画 ヨゼフ・チャペック

5.魔法の果樹園(1982年/15分)

監督 リブシェ・パレチコヴァー 美術 ヨゼフ・パレチェク

6.月のおはなし(1958年/14分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

7.イモムシくんは大スター(1967年/16分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

 

 

☆3月29日(月)【春の訪れを感じるプログラム】(計72分)

優しくて、楽しくて、少し切なくて、美しい作品ばかりを集めたプログラム…。

1.    けしのみ太郎~大空の大冒険~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

2.    けしのみ太郎~忘れっぽいおじいさんグモ~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

3.    アマールカ~森番をやっつけた日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

4.    アマールカ~子羊を助けた日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

5.カシュパーレクとホンザ~魔法使い、ババヤガの話~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

6.カシュパーレクとホンザ~おっちょこちょいな泥棒の話~(1979年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

7.    コオロギくんとめんどり(1979年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

8.    コオロギくんとチューバ(1979年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

9.    長い長いお医者さんの話(1963年/18分)

作 カレル・チャペック 絵 ヨゼフ・チャペック

 

☆3月30日(火)【グッドドリーミング・プログラム】(計73分)

夢の中で会いたくなるキュートなキャラクターばかり登場します。

1.知りたがりワンちゃんとハチミツ(1960年/10分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

2.くいしんぼうのスズメ(1962年/10分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

3.こねこのいたずら(1959年/12分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

4.コオロギくんとコントラバス(1979年/6分)

監督・美術 ズデニェック・ミレル

5.けしのみ太郎~しっかりもののマルハナバチ~(1982年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

6.けしのみ太郎~役に立つってどんなこと?~(1982年/7分)

美術 ヨゼフ・パレチェク

7.アマールカ~小川を作った日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

8.アマールカ~大男にプロポーズされた日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

9.アマールカ~王様になった日~(1973年/7分)

監督・美術 ヴァーツラフ・ベドジフ

 

☆3月31日(水)【21世記の大傑作「屋根裏のポムネンカ」】(計80分)

チェコの人形アニメの集大成「屋根裏のポムネンカ」の吹替上映。

“チェコアニメ最後の巨匠”バルタの21世紀の世界観!

1.屋根裏のポムネンカ(吹替)(2009年/79分)

監督・美術イジー・バルタ

 

☆4月1日(木)【シュヴァンクマイエル最大のホラー「ルナシー」】(計123分)

見れば必ず元気を失くします…。明日、仕事のある方は見ないでください…。

1.ルナシー(2005年/123分)

監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル