アップリンク渋谷
”帰ってきたチェコアニメ映画祭”
いよいよ本日っ最終日!
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絵本、DVDも販売も本日限り!
☆2月25日(木)16:00〜【シュヴァンクマイエルのバラードの夜】(計76分)
シュヴァンクマイエルの短編映画の中でも、
シュヴァンクマイエルの“シュルレアリストたる”表現が
最も盛り込まれた作品のプログラム。
心の隙間にそっと風が吹いてきそうな作品集…。
シュヴァンクマイエルの”シュルレアリスム”が如何なく発揮した作品!
☆2月25日(木)17:50〜【シュヴァンクマイエル「ルナシー」の夜】(計123分)
見れば必ず元気を失くします…。
明日、仕事のある方は見ないでください…。
“リア充”な方は見ないでください…。
シュヴァンクマイエル渾身のホラー…。
1.ルナシー(2005年/123分)
監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル
シュヴァンクマイエル作品は、
チェコの作品の中でも
異色です。
様々な作品がございますが、
美しい映像と心温まるお話のものが
多いです。
でも、シュヴァンクマイエル作品は
そういった人間の”優しさ”や”ぬくもり”を
見向きもしないです。
人の〝死”や、非常な現実を
必然としてとらえています。
「ルナシー」はその最たるものです…
いつも悪夢を見る青年ベルロが
主人公です。
生きる希望もなく、
陰鬱(いんうつ)に毎日を過ごしています。
治療のために精神病院に入院することに。
しかし、彼の精神はボロボロで、
無気力そのものでした。
彼女を守るために
消えかかっていたベルトのハートが
燃え上がります。
……
この若者の心を
シュヴァンクマイエルは踏みにじります。
…そんな甘い展開をシュヴァンクマイエルが
許すはずがありません。
シュヴァンクマイエルがお贈りする
最大の恐怖、「ルナシー」