12/24(火)クリスマスイブはアマールカで! | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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京都みなみ会館

「チェコアニメ・クリスマス大フェスティバル!」
~京都に帰ってた”東のディズニー“!圧倒の160作品!~

12/13(金)~26(木)

https://kyoto-minamikaikan.jp/movie/2127/

 

いよいよ明日はクリスマスイブ!

12/24(火)は

ファンタジックなおとぎ話とアマールカ!

クリスマスイヴに

これ以上ない

心温まるプログラム!



☆12月24日(火)18:00

【“おとぎ話”を堪能するクリスマスイブ】(計84分)
“おとぎの国”チェコの素敵な“おとぎ話”のアニメをご覧ください。
聖なる日に優しさと楽しさとポエムの世界に浸ってください…。

1.カシュパーレクとホンザ~ブサイクな竜とブタ、お見合いの話~(1973年/7分)
美術 ヨゼフ・パレチェク

頭の良いカシュパーレクと

 

力持ちのホンザは

旅の途中に出くわす

様々なトラブルを

解決する

チェコアニメには珍しい冒険活劇!

…でも、とても緩いお話です(笑)

 

今回は竜が登場。

 

…でも、あまり大きくないですね(笑)

 

なかなか迷惑な竜ですが、カシュパーレクとホンザはユニークな懲らしめ方をします。

 

”世界一美しい絵本”と呼ばれる

絵本作家ヨゼフ・パレチェクが描いたアニメ。

背景や街の様子がとても美しく

朗らかに描かれています。


2.カシュパーレクとホンザ~くいしんぼうの竜とお姫様100人の話~(1973年/7分)
美術 ヨゼフ・パレチェク

 

このお話も「カシュパーレクとホンザ」のシリーズ

 

100人のお姫様を誘拐した竜が登場!

100人もお姫様を集めて

一体、どうするのでしょうか?

お姫様が可哀そうじゃないですか!

 

なんと竜の好物は

お姫様の涙!

だからお姫様を閉じ込めて

悲しませるのです。

…うーん、困った竜です。

そこへやってきた

カシュパーレクとホンザ

何か作戦があるようです。

 

悪者をやっつけるときでも

暴力を使わないのがチェコアニメ!

微笑ましい方法で

解決します(笑)

 

お姫様の”涙”が大好物な竜が登場。

なかなかの難敵にカシュパーレクとホンザが

とった手段は?


3.クマのクブラとクバ・クビクラ(1955年/16分)
美術 ズデニェック・ミレル

クルテクの作者ズデニェック・ミレルが描く

底抜けに

楽しいお話!

 

 

怠け者でどうしようもないクマのクブラと

 

クマ使いのクバ・クビクラのお話。

 

クバ・クビクラは

クブラがあまりにも

だらしないので、

 

少し驚かせて

懲らしめようと思いました!

 

とっても雰囲気のある

鍛冶屋で泊めてもらい…

 

その夜…

 

悪いクマを襲う

おばけの”バルブハ”の話を

クバはクブラにしました。

 

クブラはおびえます!

 

 

でも、

 

その夜

 

本物のバルブハが

現れたのです!!

 

どうする、クブラ!?

このままでは大変な目に会いますよ!

 

でも、おばけのバルブハ、

大きくもないし

あまり強そうでないですね(笑)

 

とってもとっても陽気で

トホホな結末が待っています。

 

底抜けの明るい作品、

ご覧になったあとは

元気モリモリになります!

常時、明るく

楽しいお話です。

 

 


4.キツネとオオカミ(1956年/16分)
美術 ズデニェック・ミレル

 

珍しいミレルの人形アニメ

微笑ましいキツネの親子のお話…

 

でも、キツネの親子を狙う

オオカミの姿が…

 

でも、キツネのお母さんは

”知恵”を使って

ユーモラスに

オオカミを攻略します…

 

寒い国の冬の季節のお話です。

凍り付いた池に輝く光と

影のコントラストが

美しすぎます。

 

夜の場面も

月明りが氷にはね返り、

神々しく映ります。

 

美しいクラシックの音楽が、

優しく

キツネの親子を

包み込みます。

 

「”人形アニメ”だって

トルンカやポヤルに負けない」という

ミレルの言葉が聞こえてきそうな

叙情的で美しく優しい

人形アニメです。

 


5.犬と妖精の話(1959年/16分)
作 カレル・チャペック 画 ヨゼフ・チャペック

夜空のもとを散歩したくなるような

素敵なお話

粉屋のおじいさんがお酒を飲んだ帰りに

歌を歌いながら歩いていると

生まれたばかりのこいぬを見つけました。

 

とってもとっても小さなこいぬです。

 

2匹の馬も

「大切に育てよう」と言い合います。

こいぬはヴォジーシェクは

名付けられました。

おじいさんとおばあさん

そして、2匹の馬の愛情のもとで

ヴォジーシェクはすくすくと育ちました。

 

でもヴォジーシェクには問題がありました。

 

吠えたり、唸ったりが出来ないのです。

 

おじいさんは馬車の御者のシュリトカに

なんとかヴォジーシェクが吠えられないか

相談しました。

シュリトカは三日三晩考えました。

…それにしても

えらい飲んでますね(笑)

三日三晩飲んでいますので

かなりの量のジョッキを飲んでいます(笑)

 

それでシュリトカは酔っぱらってしまって

何杯飲んだか

数えられなくなってしまいました。

 

そして、居酒屋のマスターに

「なんだい、母親に数の数え方を

習わなかったのかい?」

と言われました。

 

シュリトカはその言葉で

なぜヴォジーシェクが吠えられないか、

分かったのです!

…理由わかります?

 

ヴォジーシェクは犬らしく吠えられるようになるのでしょうか?

 


6.郵便屋さんの話(1964年/22分)
作 カレル・チャペック 画 ヨゼフ・チャペック

 

コルババという郵便局員がいました。

コルババは、

毎日の単調な業務に

疑問を持ち、

郵便局員であることに

自信を無くしていました。

 

なので、仕事に身が入らず、

業務はたまるばかり…

 

でも、

”郵便の妖精”が

テキパキ仕事をしてくれるのです。

 

しかし

宛先の書かれていない手紙を

妖精が発見しました。

 

ある青年からの

プロポーズの手紙のようです。

 

でも宛先がわからなければ

配達できません。

 

このことを知った

コルババの郵便局員としての

魂に火が付きました。

コルババはチェコ中を探しました。

 

 

頑張れ、郵便屋さん!

 

良い結末であればいいのですが…

…心配ありません。

 

チャペックのお話は、

間違いなくハッピーエンドです。

少し間が抜けた結末ですが…。

 


☆12月24日(火)19:40

【アマールカ三昧のクリスマスイブ】(計91分)
クリスマスイブには是非、アマールカを…。
アマールカの全13話をご覧頂きます。
聖なる日はアマールカになる日…。


1.    森番をやっつけた日(1973年/7分)

森の妖精アマールカが誕生するお話。

「私って可愛いのね」と屈託なく言う

おしゃまな妖精登場!

まだトレードマークの

花かんむりがn


2.    子羊を助けた日(1973年/7分)

頑固な子羊の”巻き毛”が登場。

アマールカも戸惑っています。

仲良くなれるかな?


3.    魔法の石を見つけた日(1973年/7分)

不思議な魔法の石”変身石”を見つけたアマールカ。

欲深い大人が横取りしようとやってきます。

アマールカはどう対処するのでしょうか?

…それにしてもアマールカ、座り方が

男前ですね!(笑)


4.    小川を作った日(1973年/7分)

妖精のアマールカに、初めて人間の女の子の友達ができます。

幼い友情のお話です。

 


5.    大男にプロポーズされた日(1973年/7分)

アマールカがなんと山のような大きな

大男にプロポーズされます。

…アマールカは華奢なので

優しく接してね…。

 


6.    王様になった日(1973年/7分)

アマールカの友達の

シカが大きな角が欲しいとコンプレックスを持ちます。

”見栄”や”権威”…森が平和が一番の幸せのアマールカには

無縁のものです…。

 

 

7.    鳥になった日(1973年/7分)

ひょんなことから、鳥に変身したアマールカ。

青い花かんむりまで変身しちゃうんですね(笑)

やっぱりアマールカは

青と黄と白の3色がないとね!

 

8.    カッパが怒った日(1973年/7分)

みんなに優しいアマールカですが、

カッパだけは意地悪をします。

でも、大丈夫です。

アマールカにはいつだって素敵な仲間が

現れます!

 


9.    ザリガニに助けられた日(1973年/7分)

アマールカ、急いでどこに行くの?

バラに水をあげるのですね…!

こぼさないよう、気を付けてね!


10.    大男の病気を治した日(1973年/7分)

2人の大男が一度に病気になりました。

さすがのアマールカの困ってしまいました。

…うーん、悩んでいますね…。


11.    はりねずみを助けた日(1973年/7分)

アマールカがりんごを取ろうとしていたら、

いたずら好きのはりねずみの兄妹に邪魔をされます。

はりねずみ兄弟がいろいろトラブルを起こしますが、

アマールカは優しく助けます。


12.    どんぐりぼうやと遊んだ日(1973年/7分)

アマールカの秋の楽しみはどんぐりを数えること。

夢中になってどんぐりの実を数えていると、

可愛いどんぐりぼうやが

現れました!


13.    冬を迎えた日(1973年/7分)

吹雪老人が

”吹雪の袋”を持って現れました。

もうすぐ冬がやってきます。

妖精は冬になると

”妖精の故郷”に戻るのです…

 

 

以上、アマールカ13話

一挙上映します…。

 

アマールカに浸る90分…

是非、幸せな気分に浸ってください!

 

 

 

≪残りの上映スケジュール≫
☆12月25日(水)

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12555596785.html

18:00【チェコの人形アニメのドキュメントのクリスマス】(計70分)
”東のディズニー“と呼ばれたチェコの人形アニメの
歴史をドラマティックに描かれた唯一のドキュメント映画。
DVD化されていないため、ご覧頂く機会の少ない作品です。
1.チェコ人形アニメの巨匠たち(2008年/70分)(※ドキュメント映画)
ナビゲーター ブジェチスラフ・ポヤル

19:40【ぼくらと最後に遊ぶクリスマス】(計99分)
2020年3月28日にチェコアニメの最高傑作
「ぼくらとあそぼう!」の日本での上映が終了します。
最後の上映かもしれません…。是非、2匹のクマたちに
会いに来てください。
1.ぼくらとあそぼう!~であいのはなし~(1965年/13分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
2.ぼくらとあそぼう!~さかなのはなし~(1966年/14分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
3.ぼくらとあそぼう!~ぼうしのはなし~(1966年/14分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル/ミロスラフ・シュチェパーネク
美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
4.ぼくらとあそぼう!~セイウチのはなし~(1970年/13分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル/ミロスラフ・シュチェパーネク
美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
5.ぼくらとあそぼう!~イヌのはなし~(1971年/15分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
6.ぼくらとあそぼう!~ビーバーのはなし~(1972年/15分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル/ミロスラフ・シュチェパーネク
美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
7.ぼくらとあそぼう!~カブのはなし~(1973年/15分)
監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク

☆12月26日(木)

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12556175490.html

18:00【年末は屋根裏のポムネンカ】(計79分)
チェコの人形アニメの集大成であり、21世紀の最高傑作の
「屋根裏のポムネンカ」。吹替上映ですので、お子様にもご覧頂きたいです。
“チェコアニメ最後の巨匠”バルタの21世紀の世界観!
1.屋根裏のポムネンカ(吹替)(2009年/79分)
監督・美術イジー・バルタ

19:40【年末はシュヴァンクマイエル最大のホラー】(計123分)
見れば必ず元気を失くします…。
一年の締めくくりにこんな作品をご覧いただくのも一興…。
シュヴァンクマイエル渾身のホラー…。
1.ルナシー(2005年/123分)
監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル