12/15(土)~12/28(金)の2週間
ユジク阿佐ヶ谷で
クリスマス上映会
「チェコアニメの夜
クリスマス ホリーナイト」
https://www.yujikuasagaya.com/czech-anime-christmas2018
期間中、毎日2回、合計28回上映いたします!
1回目の上映が 18:40~
2回目の上映が 20:20~
クリスマスにふさわしい
素敵なチェコアニメの作品を上映いたします!
(※中にはシュールな作品もございますが…)
今回、2週間の上映で
1日2回28回の上映いたします!
そのすべて違うプログラムを上映いたします!
(※何作品か重複した作品がございます。)
合計146作品の上映です!
これだけの数の上映は
且つてございません!
28プログラムの内容は↓
https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12417472635.html
本日ご紹介しますのは…
☆12月17日(月)20:20
【シュールで怖いクリスマス】(計72分)
”シュール”と”ホラー”を
ミックスしたプログラムを
作りました!
なんどシュヴァンクマイエルの作品も1つ入れました!
かなり注目のプログラム!
1.劣等感(1981年/11分)
美術 アドルフ・ボルン
”シュールアニメの旗手”アドルフ・ボルンの
かなり久々の上映のアニメ…
関係性が微妙な夫婦に
飼い犬が関わります…
犬と思って
侮っていると
大変のことになります。
新聞も読みますし…
チェスもします…
ここまでですと、
シュールなコメディですが、
ラストにとんでもない展開が
待っています。
チェコアニメならではの
”ブラック”に
背筋が凍ります…
2.魔女のバイオリン(1988年/8分)
美術 イジー・シャラモウン
ある家の朝ごはんは
バイオリンを持って…
街の道路に出て
バイオリンを弾いて
調達します…
でも、一体何をどうやって
調達するのでしょうか…?
とにかくおいしそうなソーセージが
出来上がりました!
いい匂いに
食欲も増します!
いただきまーす!
でも、これは…
魔女の朝食なのです…
3.剣の結末(1967年/4分)
美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
この作品の上映は
かなり久しぶりで
珍しいです。
チェコアニメの鬼才、
ミロスラフ・シュチェパーネクの描く
超シュールなアニメ
突き刺さった剣に
まつわる物語…
短い作品ですが、
いろいろ伝わってきます…
4.めがね(1964年/11分)
監督・美術 ズデニェック・スメタナ
チェコの”おやすみアニメ”を
支えたズデニェック・スメタナのアニメ
スメタナの作品は
おしゃれな色彩なのですが、
お話はシュールです…
なぜか
飼い犬の召使のように
メガネの男は
犬のお世話をします。
どうやら犬は
有名な
”犬のフィギュアスケーター”のようです。
うーん、珍しい設定…
さあ、ここから
少しずつ
シュールと
ホラーの世界になっていきます…
(設定がすでにシュールですが…)
5.メディア(2000年/5分)
監督・美術 パヴェル・コウツキー
”シュール”に欠かせないのは
パヴェル・コウツキーの作品。
2000年ベルリン国際映画祭で金熊賞を獲ったこの作品は
”20世紀最後の大傑作”と呼ばれました。
”メディア”を新聞(紙)に捉え…
”メディア”に翻弄される人間を描きます。
”メディア”は中のように怖い…
発想、着眼、時代の捉え方、表現力…
全て突出しています!
ラスト、かなり怖いです…。
6.復讐(1968年/14分)
監督 イジー・ブルデチカ 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
詩をこよなく愛する青年が…
愛する女性を
屈強な男に奪われます…
うらみに思った青年は
悪魔に”魂”を売り…
”悪魔の力”を得ます。
モノクロを基調として映像ですが…
男の恨みの感情が大きくなると
赤い色で染まります…
これそ
”芸術的映像”
その効果は
みなまさを
恐怖の底に
お連れすることで
分かると思います…
7.ある粉屋の話(1971年/11分)
監督 イジー・ブルデチカ 美術 エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー
シュヴァンクマイエルの亡き妻
エヴァがシュヴァンクマイエル作品以外で
美術を担当した
珍しい作品。
マントとシルクハットを
携えた男が語り部となって
紙芝居調に
進めます…
ある粉屋の息子が
戦争に行き
何十年も帰ってきませんでした
しかし息子は
長い年月を経て
立派な兵隊になって
帰還しました
息子は両親を驚かせようと
自分が息子だということを
隠し、兵隊として
「一泊泊まらせてほしい」と
いいました。
両親は息子だと気づかず
快く兵隊を泊めました。
両親を驚かすことを楽しみに
夢を見る息子…
でも両親の目に入ったのは
息子が携えていた
金貨た金のベルト…
エヴァの強烈な映像が
人間の奥底に眠る感情を
見事に描写しています…。
”シュヴァンクマイエル作品は
エヴァがあってこそ”と認識できる
物凄い説得力があります。
8.アッシャー家の崩壊(1980年/15分)
監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル
シュヴァンクマイエルのシュールな映像作品は
たびたび検閲の対象になり、
先述の通り、
1973年から1979年まで
映像制作を禁じられました。
復帰第1作に選んだのは
エドガー・アラン・ポーの原作「アッシャー家の崩壊」
呪われた”アッシャー家”の一族の
最期を描いています。
映像は、
泥や
木くずや釘などを
動かすだけ…
復帰しても
シュヴァンクマイエルは
作風を変えることはありませんでした。
どんな時代であっても
彼は自身の哲学を貫きます。
そういう風に見ていると
彼のシュールな作品からも
シュヴァンクマイエルのふつふつとして
マグマのような熱量が
伝わってきます。
「チェコアニメの夜 クリスマスホリーナイト」の見どころ
【トルンカのとティールロヴァーの作品のラスト上映】
チェコのアニメの創始者であり、
象徴的存在の
イジー・トルンカの作品の上映とDVD販売の権利が来年の3月14日で終了します。
ヘルミーナ・ティールロヴァーも
来年の1月28日終了します。
トルンカの
「真夏の夜の夢」
「チェコの古代伝説」
「バヤヤ」などの長編作品や
「手」などの遺作も全て
終了します。
ティールロヴァーの
「まいごのにんぎょう」や
「きかんしゃくん」
「ブタかいのおうじ」など
キラキラした作品も全て
終了します。
今回の上映期間に
今、日本で見ることのできる
トルンカ作品 24作品
ティールロヴァー作品 20作品
すべて上映いたします。
今回がトルンカとティールロヴァーの作品を
ご覧頂ける最後の機会になるかもしれません。
”詩”と”ファンタジー”にあふれた
トルンカとティールロヴァーの作品、
お見逃しなく!
【毎日トークショー行います!】
毎日、20:20の上映のあと
私、チェコチェコランドがトークショーに参ります。
おそらく世界で唯一、
チェコのアニメと絵本だけで
ビジネス展開をしている
私だけが知っている
作家や作品に関するお話を
させていただきます!
映画鑑賞の楽しさが倍増するような
お話をたくさんしますので
楽しみにしていて下さい!
(※ブラックな話も多いと思いますが…)
【スタンプカードで素敵なグッズをゲット】
期間中、上映にお越しのお客様に
ポイントカードをお渡しします!
1回、上映をご覧頂くたびに
ポイントを1個押させていただきます!
スタンプが4個たまるたびに
素敵なプレゼントがございます!
4個、8個、12個、16個、20個、24個、28個
7回、プレゼントをゲットするチャンスがございます!
かなり良いものを準備しています!
28個コンプリート目指してください!
【前売りチケットで素敵なポストカードゲット】
11/24(土)から
劇場窓口で
前売りチケットを販売します!
毎回、完売続出のチェコアニメの上映です!
ご足労をおかけして
申し訳ないですが、
ご希望のプログラムのチケットは早めに
お求めください!
そして、前売りチケットを1枚
お買上げのたびに
チェコアニメのポストカードを1枚プレゼントいたします!
22種類からお選び頂きます!
どれにするか、
是非、悩んでください!
【素敵なグッズをたくさん販売】
ユジク阿佐ヶ谷での上映ではいつも
素敵なチェコアニメのグッズを販売しています!
今回も素敵なグッズを販売しますので、
楽しみにしていてください!
みなさま
今年のクリスマス
ユジク阿佐ヶ谷で
お待ちしております!