９/１９（火）「ティールロヴァーの女の子の夢の夜」

来月９/１６（土）～９/２９（金）までの２週間

ＪＲ阿佐ヶ谷駅から

徒歩数分の映画館

ユジク阿佐ヶ谷でのチェコアニメの

レイトショー上映

「チェコアニメの夜２０１７」

https://www.yujikuasagaya.com/new-9-16-9-29

毎晩２０：３０～の上映です！

そして

１４日間全て

違うプログラムを上映いたします！

（※ただし９/１６と９/２９で
アマールカの「森番をやっつけた日」と「鳥になった日」の２作品が
重複します。ご了承お願いいたします。）

本日は

９/１９（火）の上映の
☆「ティールロヴァーの女の子の夢の夜」（計７４分）を

ご紹介いたします。

ヘルミーナ・ティールロヴァー（１９００～１９９２）

は女性のアニメ監督で

初めてチェコで”人形アニメ”を

作った監督です。

彼女が初めてアニメを作った時代は

１９３０年代、

アニメの制作のノウハウもまったくなく

全ての作業が

試行錯誤でした。

でも、ティールロヴァーは

”型”がないからこそ

自由な想像力で

誰も思いつかないような

夢のような世界を創り出しました！

ティールロヴァーは言い切ります。

「私の作品は

”女の子のため”の物ばかりです。

女の子の夢の世界を描きました。」

毛糸やワッペンなどの

手芸素材やガラス玉など、

小さい頃、誰もが憧れた

キラキラしたものを使った作品ばかり！

是非、ティールロヴァーの

”おとぎの世界”を体験してください！

☆「ティールロヴァーの女の子の夢の夜」
１．ベツレヘムのほし（１９６９年/１１分）

聖書をもとにしたお話。

マリアがヨゼフとともに

ベツレヘムに向かいます。

全て手芸素材で作られたお話。

ストーリーを追う必要はございません。

目の前の映像を見ているだけで

豊かに気持ちになります。

２．あおねこくんとしろひげくん（１９７４年/１１分）

これも手芸素材で作られたアニメーション。

ねこたちの世界！

こねこの”あおねこくん”が

可愛くてしょうがないです！

３．あおねこくんとじどうしゃ（１９７５年/１０分）

あおねこくんシリーズ第２弾。

飼い主のおじさんが

買ったばかりの新車に夢中で

あおねこくんの相手をしてくれません。

面白くないあおねこくんは

おじさんの気を惹こうとしますが、

おじさんはあおねこくんに向いてくれません！

いじけるあおねこくんがいじらしくて

可愛いです！

４．ブタかいのおうじ（１９５９年/１４分）

「アンデルセン童話」が原作。

貧しい国の王子様が

わがままなお姫様に恋をしますが、

鼻に着く態度で

王子様のプロポーズを

断りまます。

そこで王子様のとった手段は…

ラストはかなり考えさせられます。

ティールロヴァーが

この話を見る女の子に伝えたかったことは…？

５．十人十色（１９５８年/１０分）

イソップ童話のお話。

砂漠を旅する親子とロバ。

暑い砂漠は体力を消耗し、

大変な旅です。

すれ違う人々が様々なアドバイスをしますが、

全ての意見と聞いているとおかしなことに…

ティールロヴァーからの

大きな教訓が楽しく盛り込まれています…。

６．けいとのおはなし（１９６４年/１０分）

全て、毛糸だけで出来たお話です。

こんなアニメがあるのです。

眼前の映像をただただ感じて下さい。

ぬくもりと温かさしかございません！

７．あおいエプロン（１９６５年/８分）

”女の子の夢の世界”ばかりを描いた

ティールロヴァー作品の中でも

この作品だけ

唯一、シュールな作品です。

でも、この作品も

目の前の映像をご覧いただくだけで結構です。

豊かな色彩から

いろいろなものが伝わってきます。

そして、この日、上映後は…

シンガーソングライターの坂口喜咲さんの

トークショー＆ミニライブ！

http://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12291977784.html

阿佐ヶ谷の夜空を

チェコアニメの余韻とともに

坂口さんの切ない歌声が

今年も響きます…。

ティールロヴァー作品のあとの

坂口さんの歌声…。

なんて贅沢な夜でしょう…。

ユジク阿佐ヶ谷の

「チェコアニメの夜２０１７」では

お楽しみがいっぱいです！

【素敵なプレゼントがもらえるスタンプラリー】

期間中、スタンプラリーを発行します！
１回ご覧いただくたびに
スタンプを１個押させていただき、
４個、８個、１２個、そして
コンプリートの１４個で
素敵なプレゼントをご用意しております！

【上映後は毎日、”裏話トーク”】

上映後は毎日、
“チェコアニメに命を捧げた男”眞部学（まなべ　がく）が
上映後、２０分程度作品や作家の裏話を
お話しさせていただきます。

恐らくチェコのアニメと絵本だけで

ビジネスをしている世界唯一の人物、眞部だからこそ

知っているお話をさせていただきます！

【ゲストをお招きしてもトークショーも充実】

期間中、ゲストをお招きしてもトークショーも

充実しております。

☆９/１７（日）「ポヤルの最高傑作の夜」

９/１８（月・祝）「芸術の秋の夜」の上映のあと

女優とモデルで活躍の

街子さんのトークショー

http://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12287850479.html

☆９/１９（火）

「ティールロヴァーの女の子の夢の夜」の上映後、

シンガーソングライターの坂口喜咲さんの

トークショー＆ミニライブ！

http://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12291977784.html

☆９月２４日（日）の「パレチェクの美しい夜」の上映のあと

コアラモード.の

ボーカル、あんにゅさんのトークショー

http://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12287180717.html

☆９月２６日（火）の

シュヴァンクマイエル作品の上映のあと

松嶋初音さんトークショー

http://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12286608197.html

※諸事情のため

９/２７（水）のトークショーは

中止となりました。

申し訳ございません。

ゲストによる

トークショー付きの上映のチケットは

9月9日（土）劇場開場から

販売開始いたします！

≪「チェコアニメの夜２０１７」上映プログラム≫
○９/１６（土）
☆「かわいくてたまらない夜」（計７３分）

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12295235147.html
チェコアニメ７０年の歴史の中でも
最も可愛い作品ばかりセレクトしました！
胸がキュンキュンしまくります！
１．もぐらくんとひよこのたび（１９７５年/７分）
監督ズデニェック・ミレル
２．森の妖精アマールカ～森番をやっつけた日～（１９７３年/７分）
監督ヴァーツラフ・ベドジフ
３．森の妖精アマールカ～鳥になった日～（１９７３年/７分）
監督ヴァーツラフ・ベドジフ
４．泣いていたお人形のお話（１５分）
作・画ヨゼフ・チャペック
５．犬と妖精の話（１９５９年/１５分）
作・カレル・チャペック画ヨゼフ・チャペック
６．ぼくらとあそぼう！～さかなのはなし～（１９６６年/１４分）
監督ブジェチスラフ・ポヤル
７．ふたつのけいとだま（１９６２年/８分）
監督ヘルミーナ・ティールロヴァー

○９/１７（日）
☆「ポヤルの最高傑作の夜」（計７４分）
“芸術性＋エンターテイメント”を完成させ
“世界一の人形アニメ”と呼ばれた
ポヤルとシュチェパーネクのプログラム！
全作品監督ブジェチスラフ・ポヤル/美術ミロスラフ・シュチェパーネク
１．ネコのお絵描き（１９６０年/１３分）
２．ぼくらとあそぼう！～いぬのはなし～（１９７１年/１６分）
３．ぼくらとあそぼう！～カブのはなし～（１９７３年/１６分）
４．ふしぎな庭～動物がすきな男～（１９７４年/１５分）
５．ふしぎな庭～広がる霧～（１９７５年/１４分）

○９/１８（月・祝）
☆「芸術の秋の夜」）（計７４分）
映像史上、最も美しい“映像美”と呼ばれる
チェコアニメの創設者イジー・トルンカの代表的長編映画。
当時のチェコの全ての表現力と情熱が注ぎ込まれた作品。
真夏の夜の夢（１９５９年/７４分）
監督・美術イジー・トルンカ

○９/１９（火）
☆「ティールロヴァーの女の子の夢の夜」（計７４分）
毛糸やフェルトの手芸素材などを使ったアニメーションばかり。
まだアニメの制作が確立されていないチェコで
ティールロヴァーは“女の子の夢の世界”を描きました。
全作品ヘルミーナ・ティールロヴァー監督作品
１．ベツレヘムのほし（１９６９年/１１分）
２．あおねこくんとしろひげくん（１９７４年/１１分）
３．あおねこくんとじどうしゃ（１９７５年/１０分）
４．ブタかいのおうじ（１９５９年/１４分）
５．十人十色（１９５８年/１０分）
６．けいとのおはなし（１９６４年/１０分）
７．あおいエプロン（１９６５年/８分）

○９/２０（水）
☆「おしゃれで大爆笑の夜」（計７０分）
「チェコアニメは敷居が高いなあ」とお考えの方は
是非このプログラムをご覧ください！
抱腹絶倒の連続！３日間は思い出し笑いをするでしょう！
１．おじいさんは４０人（１９６２年/８分）監督ヴァーツラフ・ベドジフ
２．タフなビリーと生意気うさぎ（１９６４年/１０分）監督ヴァーツラフ・ベドジフ
３．タフなビリーとジャイアントモスキート（１９７１年/１０分）
監督ヴァーツラフ・ベドジフ
４．ラブラブラブ？（１９７８年/１０分）美術イジー・シャラモウン
５．カフェ（１９９８年/８分）監督・美術パヴェル・コウツキー
６．ひとめぼれ（１９８７年/５分）監督・美術パヴェル・コウツキー
７．ジレンマ（１９８５年/２分）監督・美術パヴェル・コウツキー
８．反復（１９９４年/９分）監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
９．ことば、ことば、ことば（１９９１年/８分）監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー

○９/２１（木）
☆「可愛くてシュールな夜」（計７２分）
可愛い作品とシュールな作品をミックスしたプログラム。
様々な世界観の作品とクオリティの高さに
映像好きにはたまらないプログラム！
１．もぐらくんとロケット（１９６５年/９分）
監督・美術ズデニェック・ミレル
２．ぼくらとあそぼう！~ぼうしのはなし~（１９６６年/１４分）
監督ブジェチスラフ・ポヤル/ミロスラフ・シュチェパーネク
美術ミロスラフ・シュチェパーネク
３．ふしぎな庭～銀紙に包まれたネズミの話～（１９７７年/１５分）
監督ブジェチスラフ・ポヤル美術ミロスラフ・シュチェパーネク
４．履歴書（１９８６年/１０分）
監督・美術パヴェル・コウツキー
５．メディア（２０００年/５分）
監督・美術パヴェル・コウツキー
６．夫婦生活（１９８７年/４分）
監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
７．永遠に…（１９９８年/１５分）
監督ミハエラ・パヴラートヴァー/パヴェル・コウツキー
美術ミハエラ・パヴラートヴァー

○９/２２（金）
☆「ポムネンカと雪女の夜」（計91分）
イジー・バルタ監督の「屋根裏のポムネンカ・雪女」の
ＤＶＤの年末発売記念プログラム。
“チェコアニメ最後の巨匠”バルタの２１世紀の世界観！
１．屋根裏のポムネンカ（吹替え）（2009年/75分）
監督・美術イジー・バルタ
２．雪女（吹替え）（2012年/16分）
監督・美術イジー・バルタ

○９/２３（土・祝）
☆「クルテクとミレルのキラキラの夜」（計７１分）
“チェコの宝”もぐらのクルテクとその作者
ズデニェック・ミレルのデビュー作と
感動作「イモムシくんは大スター」収録。
全作品ズデニェック・ミレル監督・美術作品
１．もぐらくんとズボン（１４分）　
２．もぐらくんとどうぶつえん（７分）　
３．もぐらくんとはりねずみ（１０分）
４．もぐらくんとテレビ（６分）　
５．えかきのもぐらくん（１１分）
６．おひさまを盗んだ億万長者（８分）
７．イモムシくんは大スター（１５分）

○９/２４（日）
☆「パレチェクの美しい夜」（計７４分）
“世界一美しいアニメ”と呼ばれる
ヨゼフ・パレチェクが美術を担当した作品を上映！
秋の忘れられない感動の夜になること間違いなし。
全作品ヨゼフ・パレチェク美術担当作品
１．かばのティリーネック（１９７７年/１１分）
２．ちびとらちゃん（１９７６年/１２分）
３．魔法の果樹園（１９８２年/１６分）
４．けしのみ太郎シリーズ～思いがけないプレゼント～（１９７９年/７分）
５．けしのみ太郎シリーズ～ゆかいな子守唄～（１９７９年/７分）
６．けしのみ太郎シリーズ～ヨチヨチ歩きの先生はだれ？～（１９７９年/７分）
７．けしのみ太郎シリーズ～病気ってどうやってなおすの？～（１９８２年/７分）
８．けしのみ太郎シリーズ～役に立つってどんなこと？～（１９８２年/７分）

○９/２５（月）
「チャペックのおとぎ話の夜」（計７２分）
”元祖おとぎ話“絵担当の兄ヨゼフと
文章担当の弟カレルのチャペック兄弟の
のんびりしたユーモアたっぷりの作品集。
１．郵便屋さんの話（１９６４年/２１分）作カレル・チャペック　絵ヨゼフ・チャペック
２．カッパの話（１９７３年/１１分）作カレル・チャペック　絵ヨゼフ・チャペック
３．山賊の話（１９６４年/１４分）作カレル・チャペック　絵ヨゼフ・チャペック
４．こいぬとこねこはいつも一緒～初めてゆかを洗ったお話～（10分）
作・絵ヨゼフ・チャペック
５．こいぬとこねこはいつも一緒～冬の日に手紙を書いた日～（16分）
作・絵ヨゼフ・チャペック

○９/２６（火）
☆「シュヴァンクマイエルのコメディの夜」（計８３分）
世界のシュルレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエルの
長編映画の代表作！決して“エロ作品”ではございません！
究極のコメディです！
悦楽共犯者（１９９６年/８３分）

○９/２７（水）
☆「シュヴァンクマエイルの超ディープな夜」（計７９分）
あらゆるオブジェが生き生きとコミカルに動きます！
シュヴァンクマイエルファン以外は楽しめません！
でもシュヴァンクマイエルファンにはたまりません！
全作品ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品
（「セルフポートレート」のみ３監督の共作」
１．棺の家（１９６６年/１０分）
２．ドン・ファン（１９７２年/３３分）
３．対話の可能性（１９８２年/１２分）
４．男のゲーム（１９８８年/１５分）
５．闇・光・闇（１９８９年/７分）
６．セルフポートレート（１９８８年/２分）
監督ヤン・シュヴァンクマイエル/イジー・バルタ/パヴェル・コウツキー

○９/２８（木）
☆「とても怖い夜」（計７３分）
血がドバっと出たりしません。
不意打ちに驚かすシーンもございません。
でも、血が凍りつくような作品ばかりです…
１．復讐（１９６８年/１３分）美術ミロスラフ・シュチェパーネク
２．ある粉屋の話（１９７１年/１１分）美術エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー
３．魔女のバイオリン（１９８８年/８分）美術イジ―・シャラモウン
４．カンティレーネ（１９９１年/１３分）美術ペトル・ポシュ
５．電子頭脳おばあさん（１９６２年/２８分）監督・美術イジ―・トルンカ

○９/２９（金）
「アマールカの夜」（計91分）
妖精アマールカの作品
全部１３作品上映いたします！
もう言葉は要りません！
全作品ヴァーツラフ・ベドジフ監督・美術作品
各作品１９７３年/７分
１．森番をやっつけた日
２．子羊を助けた日
３．魔法の石を見つけた日
４．小川を作った日
５．冬を迎えた日
６．はりねずみを助けた日
７．どんぐりぼうやと遊んだ日
８．大男にプロポーズされた日
９．鳥になった日
１０．大男の病気を治した日
１１．王様になった日
１２．カッパが怒った日
１３．ザリガニに助けられた日

※９/１６と９/２９の
アマールカの「森番をやっつけた日」と「鳥になった日」の２作品が
重複します。ご了承お願いいたします。