陽気なチェコの作家 | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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チェコアニメのキャラクターたちを中心にチェコの絵本などを紹介しているチェコ・チェコランドのイベント・商品情報ブログです。

弊社アットアームズは

世界でも本当に珍しい

チェコのアニメばかりを扱った会社です。

 

チェコアニメは”東のディズニー”と呼ばれ、

詩的でファンタジックな作品がたくさん

生まれました。

 

共産時代、チェコは

国家がお金を出して

アニメを作っていました。

クオリティの高い、

そして

暴力や破壊のシーンのない

穏やかで思いやりと優しさの詰まった

楽しい作品がたくさん誕生しました。

アマールカやクルテクの

共産時代に生まれた

チェコのアニメです。

 

そんな時代に生まれた作品の作家は、

20世紀の初頭に生まれた作家が多いです。

20世紀の前半は、

ご存じのとおり、

2度の大戦があり、

史上最も過酷な時代だったと思います。

 

そんな歴史的背景の中で

生まれたチェコの作品ですが、

そんな悲惨さは

作品の中には微塵もなく、

穏やかで楽しいものばかりです。

 

愉快な兵隊さんのシュヴェイクは、

ヤロスラフ・ハシェクという作家が描いたお話です。

 

 

第1次世界大戦の前線基地が舞台のお話です。

でも、ストーリーはとてもユーモラスで、

お酒とおしゃべりが大好きな

兵隊さんのシュヴェイクと

上官の中尉らと繰り広げるユーモラスなお話です。

作者のハシェクは

第1次世界大戦のとき

実際に兵隊として、

ロシアに行ったそうです。

 

もちろん楽しい思い出なんてなかったでしょう。

 

でも、兵隊時代に過ごした思い出を

楽しいお話として描いております。

 

このお話を人形アニメにした

イジ―・トルンカも

戦時中は、ナチスに

美術労働を強制されていたと聞きます。

 

でも、彼の作品は

ほとんど、詩的でファンタジーあふれる作品ばかりです。

 

自分たちは悲惨な時代を送ったけれど、

未來は未来は明るく楽しくあって欲しい、という願いが

込められている気がします。

 

「シュヴェイク」のお話

もう来週です。

6/18(土)18:45~

渋谷のアップリンクで上映いたします。

チェコを代表する「シュヴェイクのお話」を描いた

ヤロスラフ・ハシェクが話を作り

チェコの国民的挿絵画家

ヨゼフ・ラダが挿絵を描き、

世界に誇る人形アニメの巨匠

イジ―・トルンカが人形アニメに作り上げた

大笑いの愉快なお話です。

 

……巨匠がいっぱい絡んでいますね…。

いろんな著作権が入り混じっていますね…。

スムーズに制作に入ったのでしょうか?

 

そんなお話もします(笑)

是非、お越しください。

今回はまだチケット残っております!

http://www.uplink.co.jp/event/2015/41822

 

ご予約お待ちしております!