トルンカとラダ | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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チェコアニメのキャラクターたちを中心にチェコの絵本などを紹介しているチェコ・チェコランドのイベント・商品情報ブログです。

のんびりした表情、

この顔を見ると誰もが和やかに気分になります。

 

兵隊さんのシュヴェイク、

 

チェコに行くと、

多くのお土産屋さんにグッズが勢ぞろい

 

チェコのたくさんのバーでは、

シュヴェイクが看板キャラクターになっています!

 

もともとは

チェコではずっと愛されている絵本です。

国民的挿絵画家のヨゼフ・ラダが

イラストを描いています。

 

 

その絵本の話を原案に

チェコアニメの父、イジ―・トルンカが

人形アニメにしたのです。

 

舞台は第1次世界大戦の前線基地

でも、物語は、シュヴェイクが巻き起こす騒動で

ほのぼのとユーモラスに進みます。

 

厳格な上官もシュヴェイクにかかるとタジタジ。

 

逮捕されても

逮捕した側となぜか飲みに行くシュヴェイク

 

どんな事件も、アクシデントも

シュヴェイクがいる限り、

ほのぼのしてしまいます。

 

こののんびりしたシュヴェイクのグッズを作りたいと思うのですが、

著作権元がどなたなのか…

 

私は、いろいろなチェコアニメやそのキャラクターの商品化、

絵本の出版を日本でしたりしますが、

いつも苦労するのは著作権者を

探し出すことです。

 

基本、アニメなどの映像物は

放送局や、制作会社が著作権を持っています。

 

絵本の出版、キャラクターを使用した商品化は、

その絵を描いたデザイナー、もしくはそのご家族が

著作権を持っています。

 

しかし、このシュヴェイク、

絵はもともと、ヨゼフ・ラダのデザイン。

 

 

それをトルンカが人形にして、

人形アニメにしたのです。

 

じゃあ、グッズにする権利は

ラダ?

トルンカ?

 

どっちが持っているのであろうか?

 

先月、チェコに出張に行ってきましたが、

それに悩み、苦しんだ滞在でした(苦笑)

 

実際、どこと交渉すべきなのか!?

 

……かなり複雑なお話なのです(苦笑)

 

6月18日(土)18:45~

渋谷のアップリンクのチェコアニメの上映とトークのイベント

「This is チェコアニメ!2016」で

シュヴェイクの上映とトークを行います!

http://www.uplink.co.jp/event/2015/41822

 

 

シュヴェイクにも道に迷うシーンがあるのですが、

著作権をめぐって

私も迷いました(苦笑)

そんなお話もさせていただきます!

 

 

シュヴェクはもともとハシェクという

チェコの超有名作家が描いた物語。

 

それをラダがイラストの許可をもらうお話。

 

そして、そのあと、トルンカが

ラダやハシェクから許可をもらって

人形アニメにするお話等、

いろいろなエピソードを仕入れてきました。

 

そして、ラダ家、トルンカ家の

お話も…。

 

まだご予約受付けておりますでの

よろしくお願いいたします!

http://www.uplink.co.jp/event/2015/41822